豆、豆、豆。本別町の豆の魅力をおいしいフードで表現するお店がオープン!(札幌市中央区)
8月12日に豆料理専門店「Mame Kitchen Maruyama」がオープン! 本別町の豆に魅了された、札幌市の管理栄養士の谷口まどかさんのお店です。本別町の豆を使ったスムージーやフードなどがあり、朝7時からオープンしているので、栄養価の高いヘルシー朝ご飯やお昼ご飯としてもオススメですよ。
豆料理というと、とかく地味な感じが受けますが、私もかつて飲食店を経営していた時に豆料理に対して感じたのは、「オシャレに仕上げるか、可愛くしてあげるか」じゃないと。
ただ「豆が入っているんです」では、せっかく栄養価が高いのにも関わらず、手に取らない人も多い。
豆料理にはインスタ映え大事!
メニューはこちら!
私には、スムージーに豆を加える発想はなかった!
5種類の豆に、それぞれにフルーツと、牛乳か豆乳を加えて作っています。色合いもきれいで、インスタ映えしますね。
私がテイクアウトしたスムージーはこちら!
これらには、1杯当たり豆が50gも入っているそうです。ちゃんとフルーツの果肉も残っていてフルーツも豆に負けていない。そのうえ、ミキサーにかけられてざらっとした豆の風合いも残っていて、本当においしい! こんなヘルシーなおやつなら、毎日でもいいね!
パンもテイクアウトしてみました。北海道産ゆめちからという小麦を使った「ペンギンベーカリー」のパンを使用し、豆もゴロゴロ入ったチリビーンズが詰められています。辛さも選べ、中の具の一部は豚ひき肉か大豆ミートを選択します。
同じ具をターメリックライスにのせたものもあります。
朝7時から、豆がぎっしり入った日替わりのおにぎりを提供しています。テイクアウトして朝ご飯でも、そのまま職場でのお昼ご飯としてもいいですね。おにぎりは単品とお味噌汁のセットもあります。
私がテイクアウトした日は土曜日だったので、小豆とお楽しみ豆のおにぎりの日でした。ミニ白板に書いているように、味付けも毎日異なるのがうれしいですね。
日替わりのお味噌汁には本別町の渋谷醸造の味噌を使用しています。
なぜ、このような店を始めたの?
谷口さんは長男の不登校がきっかけで本別町に移住しました。本別町は「日本一の豆の町」。「元気くん」というゆるキャラもいます。
移住期間中に本別町の豆の魅力にはまり、本別町で豆の魅力を広げる活動を行っていました。
2020年3月に出身地の札幌に戻り、本別町の豆を柱にした起業を決意し、管理栄養士の資格を活かしたこのお店をオープンさせました。コロナ禍でのオープンということもあり、イートインスペースが少しと、テイクアウトやデリバリー主体で提供しています。
豆には、それぞれ量は異なりますが、たんぱく質が豊富で、糖質や脂質もあり、食物繊維やビタミンB群も含まれています。
むくみの改善や胃腸の働きをよくしたり、糖質をエネルギーに換えるビタミンB群の働きで、疲労回復にも効果が期待できるという豆。免疫力も高めてくれるので、コロナ禍の今こそ積極的に食べていきたい食材のひとつです。
<Mame Kitchen Maruyama>
*住所:札幌市中央区北2条西25丁目1-1
*営業時間:7:00〜19:00
*TEL:011-838-8640
*店休日:日曜、第1・3月曜