思わず二度見!この晩秋に、春に人気のアノ野草が!!この野草名、判りますか?
朝散歩で見かけた、
思わず二度見してしまったこの野草!
な、なんと!!春の野草として人気な『ヨメナ』
コレは葉様からして『カントウヨメナ』だと思いますが大きく言うと『ヨメナ』。
◆生息域など◆
別の言い方ですと『野菊』で、キク科シオン属(ヨメナ属)の多年草。
生息域は本州中部以西、四国、九州の山野や道端に分布するとありますが、
日本全国に分布している様に思います。春先に芽吹き初夏には茎の先に直径3センチメートルほどの薄紫の舌状花、黄色の管状花を咲かせます。
ちょうど今回発見したのは春先に出るべき新芽なので、びっくりしたという訳です。
◆可食や毒性について◆
全草に渡り人体に影響のある毒性はありません。また可食性については春の新芽(葉・茎)は山菜として食べることができます。
◆実食◆
今年の早春に若芽を少し持ち帰り
湯がいた後に刻んでヨメナご飯として頂きましたが、
少しマキシマムと言う鰹だし系の調味料で味付けはしましたがお米の甘みの中に、さすがキク科の植物らしく、春菊に似た爽やかさと共に少しの苦味がアクセントで美味しかった記憶が...!
同時に煮出して生葉を浮かべヨメナ茶も作り、ヨメナ尽くしで春の息吹を感じました。
◆栄養成分など◆
ヨメナの栄養素は驚くほど豊富で、βカロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンK、カリウム、鉄、食物繊維の含有量は野菜類の中ではトップクラスとのこと。
またニンジンに匹敵するβカロテンは、抗酸化作用により老化の原因となる活性酸素の発生を抑える作用、免疫力向上作用などがあるとの事。
そんな素敵野草の『ヨメナ』が秋も深まった今頃にお見かけできるとは!?なんか嬉し。
先日発見した『タネツケバナ』や『ハコベ』の様に『ヨメナ』も二期作野草なのかもしれませんね!
晩秋から冬は野草はおやすみと思っていましたが、これだけ咲いていると、周りの草花が成長し難い中で採取し易い事は、かなりありがたいことですね(合掌)
野草好きには案外良いシーズンなのかもですね!
それでは皆様 良き野草ライフを!