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蛍シーズン到来!夙川・苦楽園口まで蛍観賞に行ってきた【撮影スポット紹介】

Akiブロガー / くらしフォトグラファー

おすすめの撮影スポットを、筆者が撮影した写真や動画とともに紹介します。阪急「苦楽園口」駅北エリアの夙川河川敷(兵庫県西宮市)です。ちょうど今なら夜の時間帯に蛍を見ることができます!

夙川河川敷緑地
〒662-0073 兵庫県西宮市松風町7(GoogleMaps
アクセス:阪急「苦楽園口」駅より徒歩約6分

駅近で見られる蛍スポット

蛍が見られるのは、阪急「苦楽園口」駅近くの夙川(しゅくがわ)沿いの河川敷です。今年は5月中旬頃から蛍の姿が目撃されています。おそらく6月上旬くらいまでは見られると思います。

夙川沿いに蛍が生息しています。筆者はだいたい赤枠で囲ったエリアで蛍を見かけました。
夙川沿いに蛍が生息しています。筆者はだいたい赤枠で囲ったエリアで蛍を見かけました。

夙川沿いで見られるゲンジボタルは体長が15mm前後。闇夜の中に淡い光を放つその姿は小さいながらも存在感があります。離れたところからでもホタルの光はよく見えます。

夙川沿いを飛び交う蛍
夙川沿いを飛び交う蛍

蛍を探すときのポイント・注意事項

蛍をどれくらい見られるかや、蛍がどれくらい活発に活動しているかは、その日の気候や時間帯にもよりますが、多い日だと30匹くらいは見られました。

わたしはだいたい20時から22時くらいの時間帯にかけて観測しています。どちらかというと気温が低い日は蛍の活動が鈍い印象です。

やわらかな光が美しい蛍。常に光っているわけではないので、ゆったりと落ち着いて静かに鑑賞することをおすすめします。
やわらかな光が美しい蛍。常に光っているわけではないので、ゆったりと落ち着いて静かに鑑賞することをおすすめします。

夜中の川沿いは暗く足元が不安定なところがあります。転んだり、誤って川に落ちないよう十分にご注意ください。また雨などで川の水が増しているときは危険ですので水辺に近づかないでください。

川を観察していると蛍が密集している場所が見つかって面白いです。
川を観察していると蛍が密集している場所が見つかって面白いです。

暗いので懐中電灯などのライトがあると便利かもしれません。ただし、そういった照明をむやみに蛍や蛍の生息地に向けることはおすすめしません。まぶしい光は蛍にも良くありませんし、まわりで蛍を鑑賞している人にも迷惑になりかねません。ライトは足元を照らして安全に配慮する目的での使用をおすすめします。

また近隣の住民の方に迷惑をかけないようにあまり騒がず、ごみは必ず持ち帰りましょう。人にとっても蛍にとってもきれいな環境を守れると良いですね。

夙川・苦楽園口の北は阪急電車が通り風情がある

紫陽花の上で光る蛍
紫陽花の上で光る蛍

夙川は紫陽花の名所としても有名で、ちょうど花が咲き始めています。蛍と紫陽花の初夏の風景を楽しむことができます。
参考:阪急夙川・苦楽園口の紫陽花【開花状況とあじさいの写真】- 神戸ファインダー

阪急電車と蛍
阪急電車と蛍

また、夙川沿いには阪急電車の甲陽線が走っています。「夙川」駅から北側に「苦楽園口」駅と「甲陽園」駅の二駅だけをつなぐ短い路線です。速度がゆっくりとしていて列車が走る光景は風情があります。

動画を撮ってきたのでぜひご覧ください。川のせせらぎの音とともにホタルの舞う風景をお楽しみいただけます。

撮影の際は三脚があると便利ですが、川沿いは道が狭いのでまわりの方にきちんと配慮したうえで撮影をお楽しみください。スマホでもホタルの光はきちんと映るので手軽に撮影を楽しめます。

いまの季節ならではの景色をぜひ楽しんでください!

ブロガー / くらしフォトグラファー

ガジェットの情報を発信するブロガー。得意分野はカメラ関係。明日から使える写真撮影のコツや、あると生活が便利になるアイテムなどを分かりやすく紹介しています。取り上げるアイテムは実際に使って良かったものだけに厳選。 日常の何気ないシーンや家族と過ごす生活の写真を撮る "くらしフォトグラファー"として活動。特別ではない平凡な毎日を撮ることの魅力や価値を発信しています。 神戸ファインダー / ピークデザインのある暮らし / シタタカライフ など複数のウェブサイトを運営。1989年生まれ / 兵庫県神戸市育ち

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