閉店してそのままになっていた、王子駅前の老舗スーパー「ほりぶん」の黄色いビルの解体工事がいよいよ始まったと聞き、行ってみました。

半年ほど前、2021年の1月に、「ほりぶん」のビルに貼り出された「建築計画のお知らせ」を見て、この廃ビルの跡地に新しい共同住宅が建つことを知りました。

その時は、建築工事の開始が2022年1月とあったので、「ほりぶん」が無くなるのは1年後だなと、勝手に勘違いをしていました。

でも、これだけ大きなビルです。考えてみれば、解体するのにも相当長い期間がかかるわけで、新ビルの建築工事よりもだいぶ前から取り壊しの工事が始まるのは当たり前ですよね。実際、解体工事は2021年7月5日から開始されていたようです。完了予定は12月31日とありますから、約半年をかけての大工事ですね。

新しいビルの建築計画は、半年前と変わっていませんでした。工事の開始は来年2022年1月31日、完成は再来年2023年6月30日の予定です。

「ほりぶん」の解体工事も、その後の新築工事も、共に安全に完了しますように。

ちなみに、先日撮ってきた「ほりぶん」の写真がこちらです（撮影2021年7月22日）。

ビルの南側から東側へと回り込みながら撮影しました。朝の早い時間だったため、東側のビルの影が「ほりぶん」の建物をほとんど覆っています。

様々な再開発工事の関係で、「ほりぶん」だけでなく、ＪＲ埼京線の十条駅前や、旧岩槻街道沿いにある冨士神社など、北区の街の昔ながらの風景が今どんどん消えています。

他の場所も含めて、引き続きウォッチしていきたいと思います。

◆「ほりぶん」跡地
　東京都北区王子2-13-6