【お菓子用意してないのに…!】母が経験から学んだ「小学生ハロウィン御一行様」が急に現れた時の対処法
皆さん、こんにちは。小学生の姉妹ママで、ライターのtonです。
秋も深まり、あちこちでハロウィンのイベントが開催されていますよね。この時期、警戒したいのが「押しかけハロウィン」「急なトリックオアトリート」です。小学生ママなら、子どもが急に「明日友達とハロウィンすることにした!」と言い出して焦った経験があるのではないでしょうか。
わが家でも、何年か前に、友達が遊びに誘いにきたと思ったらハロウィンのお誘いだった!→娘もハロウィン御一行様に加わり急なトリックオアトリートを決め込まれる、という出来事があり、味を占めた娘たちは、それ以降、毎年10月中に何度かそのパターンを繰り出してくるようになりました。
始めのうちは「何も準備してないのに!」とかなり焦りましたが、ここ数年は慣れてきて、うまくやり過ごせるようになりました。
今回の記事では、そんな急なハロウィンに対応するための対処法をいくつかご紹介します。
対処法①小分けお菓子のつかみ取り
10月中は小分けのお菓子をある程度常備しておき、つかみ取りしてもらうことにすると、ラッピング不要で、急な「トリックオアトリート」にもスムーズに準備できます。ハロウィンシーズンが終わったら、このまま子どもたちのおやつにシフトできるよう、わが子たちの好みに合わせたセレクトをするのがポイント。
つかみ取り用としてうちで使っているのは、酢飯を混ぜる用の大きめ桶です(笑)
対処法②お菓子不足の時は子どもに分けてもらう
ハロウィンでもらったお菓子の中には、好みではないお菓子が混ざっていることも。食べずに古くなってしまうくらいなら、他の子にあげるお菓子の中に混ぜてしまうのも手です。娘の場合、ラムネ菓子が苦手だったり、ソフトキャンディ類は歯科矯正の影響で避けていて、せっかくもらっても食べられないため、上述のお菓子つかみ取りコーナーに放出してもらっています。
あげるお菓子が足りない!という時、子どもたちに、もらったお菓子から分けてもらうと、買いに行く時間がなくても対応できますよ。
対処法③お菓子以外にあげられるものを探す
お菓子以外のあげられるものを探して、苦し紛れに子どもたちに渡してみたところ、案外喜ばれたので、こちらの対処法もたまに実践しています。例えばこちらのステッカー。女子たちは特に「シール」に弱く、お菓子はすでにたくさんあちこちでもらっているため、喜ばれやすいようです。
また、以前(まだ今ほど卵が高くない時…)ゆで卵を大量に作って配った時は、その場で食べる子が続出し、盛り上がりました。小学生達にとって、ゆで卵の殻を剥くのは「ちょっと面白いレクリエーション」的な感覚だったようです。他には、お菓子に混ぜて粉末のポタージュスープを配ったこともあります。
対処法④コンビニに駆け込んであげられるものを探す
コンビニで買えるお菓子の中から、子ども達に配れそうな物を探すのも一つの手です。コンビニでたくさんお菓子を買うと割高感があるので、1人ずつに渡す量も少なくて良さそうな、人数の多い時に使うことが多い対処法です。少ない量でも寂しくならないよう、少し可愛く見える工夫をすると、手抜き感が薄れるのでおすすめ。
チュッパチャプスをフォトプロップスに見立て、折り紙を切って作ったハロウィンっぽいイラストをくっつけたり、小さいお菓子をコピー用紙で簡単に包んで、おばけの絵を描くなど、ささっとできてちょっと可愛く見える工夫をしてみるといいかもしれません。
対処法⑤潔く諦める
本当に一切何も準備が出来ていない時には、潔く諦めて、お菓子ではなくイタズラされる方をを選んでしまうこともあります。水性ペンで顔に落書きさせたり、車に泡のシェイビングクリームでデコレーションさせたり…子どもたちは盛り上がっていましたが、後始末は面倒なので、あげられるものが何もなかった場合の最終手段ということにしています。
ちなみに、高学年女子ともなると「よそのお母さん」に多少の遠慮が出てきて、イタズラできない子もいます。全員にあげるほどの物はなくても、数人分くらいなら用意できるのであれば、イタズラができない子のために、念の為のあげられるものを用意しておくといいですよ。(他の子が「えー、私もそれが欲しかったー」とならないくらいのちょっとしたものにするのがコツ。)
最後に。
本記事を書くにあたり、周りのママ友達にもリサーチをしてみましたが、やはりハロウィンシーズンには、自宅用のお菓子を少し多めにストックしておくなどの対策をしているご家庭が多い印象でした。
子どもがいると、急な事態への対応力が試されるシーンがたくさんあります。そんな時、諦めて子どもを突き放す(昭和の母にありがちな「よそはよそ、うちはうち」はその際たるものですよね。)のではなく、どうにかしようと足掻いてみる親の姿勢は、子どもにも親の愛として伝わるのではないでしょうか。
「あげるものがなくてごめんねー!」と断ってしまうのは簡単ですが、せっかくなら子どもたちのハロウィンが楽しいものになるよう、協力してあげたいですよね。
ハロウィンシーズン終了までもうあとわずか。気を抜かず、走り抜けましょう!