札駅西コンコースが密集して来た！でも便利そう。

一連の北海道新幹線工事に伴い、ついにエスタのクローズは、明日（8/31）になってしまいました。。。

それに伴い、エスタ2Fにあった「北海道中央バス 定期観光バス窓口」が9/1より、札幌駅西コンコースの北口側に移設するという事で、すでに窓口ブースの据付が終わっています。

このブースの東側にはミスタードーナツ。西側には「北海道どさんこプラザ札幌店」「北海道さっぽろ 食と観光情報館」があります。

そして、ブースのすぐ南側にはコインロッカー群があります。西コンコース北口側はこの定期観光窓口やコインロッカー群が通路の中央に位置し、そのすぐ南には昔ながらの待合スペースがあります。

西コンコースは結構手狭になって来たなあ！という印象があります。新設の「北海道中央バス　定期観光バス窓口」とコインロッカー群のスペースは、かつてはイベントスペースとして活用されていた場所でしたね。最近ですと、鉄道関係の資料展示がされていました。

更に西コンコースでは、旧PASEO WESTスペースに通じるB1への階段がクローズ。いろいろ慌ただしく変わります。ただしこのクローズは一時的なもので9/28までとの事です。

札幌駅前バスターミナル廃止前の、先行移動。

こちらはバス車内のチラシを拝借して撮影しました。

今までは中央バスの定期観光バスはエスタ２Fに窓口があり、それから階段などで階下の札幌駅前バスターミナルに降りて17番のりばより出発でした。

これから当面の間は西コンコースで受付し、そのままその目の前の北口バスのりばより乗降となります。動線は短くなるし階段移動もなくなるので便利になったと言えるでしょう。

エスタクローズに伴い、09/30の札幌駅バスターミナルのクローズに先行しての移動です。

今後の課題、というか気になること。

個人的に気になるのは、中央バスの定期観光バスも北口バスのりばに来て、クラブツーリズムや阪急交通社のトラビックスの日帰り観光バスがすでに現在北口バス駐車場のスペースを使って集合、乗車しているので、ただでなくても混雑しているのに大丈夫だろうか？という懸念です。

とは言え、それに関しての回答が見えてくるのは来年の夏、6月か7月ではないでしょうか？

ほぼ今年の夏の富良野美瑛観光シーズンが終わった現在、次の北海道の観光のピークは年明け2月のオホーツク流氷や旭山動物園のシーズンだと思います。しかし現在これらのツアーに主に莫大なアジア系インバウンドを送客しているのは、（私が英語添乗員として忙しかった）2016-2018年のクラブツーリズムようこそツアー（日本人と英語対応混乗で、添乗員は2言語で案内していた）などではなく、KKday（台湾資本）など数社のインバウンド特化型の日帰りツアーであり、それらは主に乗車場所を各ホテルに指定しているので、中央バス定期観光と札幌駅で鉢合わせして大混雑という事には、この冬はならないと思うのです。

来年のラベンダーのハイシーズンあたりに、北口バスのりば西側に中央バス定期観光バスなど、東側にクラブツーリズムなどの日本人対象の日帰りツアーバスの受付や乗車が同時に発生した時に、それでなくても狭くなって来た札幌駅構内の動線と共に、キャパオーバーになるかどうか、判明するのではないでしょうか。

興味を持って観光バスターミナルとしての札幌駅の変化がどうなるか、見つめていきたいと思います。

北海道中央バス 定期観光バス

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