副業にiPad miniを使う3つの理由。
片手に収まるサイズ感がちょうどよく、漫画を読んだり、動画を見たりと「コンテンツ消費デバイス」として使う人も多いiPad mini。
ただ、僕が1年間iPad miniを使ってきて感じたのは「最高の副業デバイス」であるということ。
コンテンツ消費としてだけではなく、コンテンツ制作デバイスとしてもこの1年間活躍してくれたiPad miniをこの記事では『副業』を軸にその魅力をお伝えできればと思っています。ぜひ最後までお付き合いください。
副業に必要な3つのもの
この1年間、ブログの運営やYouTube更新、Web制作とロゴ制作やフライヤー制作などのグラフィックデザインを副業活動として行ってきました。
その活動の中で副業に必要だと感じたものが
- 『時間』
- 『学習』
- 『モチベーション』
この3つ。僕がiPad miniを副業で使う理由は、この3つ全て満たしてくれるからです。
❶隙間時間を埋める機動力
まずは『時間』
副業は本業と違って8時間しっかりと取れるわけもなく、休みの日や仕事を終えた後など隙間時間を使って作業する必要があります。
iPad miniのコンパクトさは場所と時間を選ばないので、デスクであっても、ソファであっても好きな時に好きな作業ができてしまうのが副業を続けてこれた理由のひとつ。
そのコンパクトなサイズ感は、常に持ち歩け、思い立ったらすぐに作業を行うことができる。その機動力が隙間時間をどんどんと副業時間に変えてくれました。
また、クライアントワークにおいては、営業して仕事をとってくるというより、「これ、作れる?」と言われた時にすぐにiPad miniを取り出してラフをさっと作って見てもらうことで仕事につながることがほとんどでした。
立ったままでも時間を取らせず、サッとある程度のクオリティをもたせたサンプルを見てもらえるのもiPad miniの機動力あってこその仕事の取り方でした。
❷学習機会を逃さないコンパクトさ
ふたつ目は『学習』です。本業と同じスキルで副業をするならいいのですが、ほとんどの場合が本業とは違ったスキルが必要になってくるため学習は必須です。
Webで調べたりYouTubeの動画をみて学習することも多いと思いますが、やっぱり参考書を使って勉強するのが1番効率がいいと感じました。
参考書のほとんどは電子化されているので、その全てをiPad miniの中に入れておくことができます。そのおかげで、出かける前に持ち出す参考書を選ぶ必要もなく、思い立った時すぐにKindleを開いて勉強できるのが助かりました。
本を読みながらメモをするのも、Kindleで本を開きながら右側でメモを取るのにもiPad miniはちょうどよく使えます。
学習しやすい金額
クリエイティブ系の勉強をするにはデバイスももちろん必要ですが、ソフトも必要になってきます。PCソフトは数万円からのものが多く、副業を始めようと思っても金額的に手を出しづらい。
iPadアプリは高くても数千円のものがほとんどで、機能も十分だと感じています。僕自身もロゴやフライヤーは『Affinity Designer』というグラフィックデザインアプリを使って制作してきました。このアプリも3000円ほどなので、デザイン制作をしたい人、デザインの勉強を始めたい人にはちょうどいい価格なのではないかと思います。
そして、デザインのクオリティにおいて『フォント』はかなり重要な部分を占めていると、この1年間で実感しました。このフォントにこだわることでデザインセンスは爆上がり。
プロクオリティのフォントの代表格である『モリサワフォント』はPCで使おうとすると年間で5万円弱かかってくるところ、iPadでの使用であれば月額880円(執筆時点)で使えます。年間にすると1万円ほどなので約5分の1の金額で使えるのは嬉しすぎます。
❸モチベーションを下げない作業ハードルの低さ
そして最後は一番重要な『モチベーション』です。
副業はやってもやらなくてもいいこと。そうすると僕のようなめんどくさがり屋は…やらないですよね。
本を読んだり、映像を見たりとインプットしてモチベーションが上がっても、デスクに座ってPCを開いた瞬間に、今まであったモチベーションは消え去り全く手が動かなくなってしまう。その理由は、デスクに移動して、PCを開いて、ソフトが立ち上がるのを待つ。と、ひとつひとつが小さなハードルになってしまうから。
よほど意志の強い人でない限りは副業のモチベーションを保つのは難しい気がしています。少なからず僕はそうでした。
それがiPad miniだと、ソファで漫画を読みながらその中で受けたインスピレーションを、そのままの体勢でデザインアプリや動画制作アプリで試行錯誤できるので、モチベーションが下がる間も無く作業に移れる。コンテンツ消費に特化したiPad miniだからこその強みだと思います。
読書をしたり映画を見たり、コンテンツ消費をしている時が一番コンテンツ制作へのモチベーションが上がるので、その「消費」と「制作」が一つのデバイスでできてしまうのがiPad miniを副業デバイスとして使う一番の理由かもしれません。
まとめ
本業のデバイスとしては画面の小ささから効率の悪さが目立ってしまうiPad miniですが、副業デバイスとしてはこれ以上ピッタリなものはないと思っています。
コンテンツ消費もiPad miniの魅力ではありますが、コンテンツ制作の方にも目を向けてもらえると、もっとiPad miniの価値が上がるはず。ぜひiPad miniを使って様々なコンテンツを生み出してもらえると嬉しいです。
▽動画でも紹介しています。
Editor そうすけ
1987年生まれの新潟在住。「自分らしい、装いを見つける。」をコンセプトに、ブログ『imDRESSions(インドレッションズ)』を運営。ガジェットやファッション、インテリアなど、こだわりのあるモノを日々、探索中。
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