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天敵に1点差逆転勝ちし同一カード9連敗でストップ 5年目リリーフ右腕がプロ初勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
勝ち越しタイムリーを放ったピョン・サングォン(写真:キウムヒーローズ)

20日のKBOリーグは1試合が降雨ノーゲーム、4試合がナイトゲームで行われた。

KTウィズ-キウムヒーローズ(スウォン)はキウムが1-2で1点を追う8回表、2死二塁で4番チェ・ジュファンが左中間に適時二塁打を放ち、同点とした。

続く5番ピョン・サングォンもセンター前ヒットで続きチェ・ジュファンが生還。3-2と勝ち越しに成功した。

試合はそのまま逃げ切ったキウムが勝利。キウムは今季KTに1勝した後、続いていた連敗が9で止まった。

この試合で7回途中から登板したキウムの3番手キム・ドンウクが打者4人を抑え、プロ5年目で初勝利を挙げた。

映像:キウムの8回の攻撃(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇8月20日(火)の結果

・LG 4 - 3 SSG(チャムシル)

 勝:パク ミョングン

 敗:ノ ギョンウン

・KT 2 - 3 キウム(スウォン)

 勝:キム ドンウク

 敗:キム ミン

・ハンファ 3 - 2 NC(チョンジュ)

 勝:チュ ヒョンサン

 敗:キム ジェヨル

・サムスン 3 - 0 トゥサン(ポハン)

 勝:ウォン テイン

 敗:バラゾビック

・KIA 中 止 ロッテ(クァンジュ)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「NCサヨナラ負けで11連敗。最下位転落」

9位NCダイノスがハンファイーグルスにサヨナラ負けし11連敗。1ゲーム差で10位のキウムが勝ったため、NCは最下位に転落した。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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