【富士宮市】牛乳×ようかんの斬新な和菓子!『上野製菓』の『朝霧みるく羊羹』
富士山から豊かな湧水、富士山の麓で採れた食材を使い、昔ながらの製法を守りつつ、新商品の開発も行っている『上野製菓株式会社』さん。
『上野製菓』さんと言えば、一番最初に思い浮かぶのは『精進川』羊羹ではないでしょうか。
昭和52年の全国菓子大博覧会で最高位を受賞している、40年以上も愛され続けているベストセラー商品です。
今回はあさぎりフードパーク内にある『上野製菓』を訪ねてみました。
入口でふと気になったのが『あさぎり高原プリン』の看板です。
和菓子のイメージが強い『上野製菓』のプリンってどんな味だろうと、好奇心をそそられます。
店内からは広くて清潔な工房を見る事ができます。
土日祝の13:00からは商品や工房説明も受けられるそうです。
店内奥ではガラス工芸や陶芸などを手がける上田工房の展示即売のギャラリーがあります。
どれも個性的な陶芸は見ているだけでも癒されます。
店内には『精進川』を初め、多種類の羊羹が並びます。
この一口ようかんなら、好きな味が選べるし、気軽に食べられますね。自分用にもお土産にもちょうどいい、お手軽な大きさです。
朝霧みるく羊羹は『平成29年度 それ、みやげにして宮』の奨励大賞にも選ばれています。
悩んだ挙句、『高原みるく(¥162)』と『チョコみるく(¥162)』の一口羊羹、入口から気になっていた『あさぎり高原プリン(¥250)』と上野製菓と言えば定番の特選羊羹『精進川(¥540)』を購入しました。
朝霧高原の地で代表される牛乳を使い、『伝統の和菓子としての羊羹のおいしさを大切にしながら、新しい羊羹を作りたい!』という思いの込められた『朝霧みるく羊羹』。
見た目は牛乳プリンにそっくりな『高原みるく』ですが、羊羹の小豆の上品な甘みに負けない濃厚な牛乳の味、小豆と牛乳ってこんなに相性がいいの?と驚くくらいどちらも良いとこ取りがされていて、羊羹の味も牛乳の味もしっかりと味わえる新感覚の羊羹でした。
そして『あさぎり高原プリン』は、同じく朝霧フードパーク内にあるあさぎり牛乳さんの、生乳100%で作られた牛乳と、朝霧高原の大自然の中で富士山伏流水を与えられ、ストレスなく育った健康な鶏から生まれる高品質な「たまご」で作ったコクのある濃厚な無添加プリンです。
美味しいプリンは固い!と思っていたのですが、口当たりは固すぎず、柔らかすぎません。なのに濃厚なのは蒸しにこだわっているからなんだそう。
羊羹もプリンも身近なお菓子ですが、良く食べるお菓子だからこそ、昔からの製法と新商品開発への改革が織り交ぜられた『上野製菓』の斬新さが感じられました。
上野製菓 あさぎり工房
住所:富士宮市根原449-18
TEL:0544-52-2115
営業時間:9:00~17:00(3月~11月)
9:30~16:30(12月~2月)
定休日:12月~2月のみ毎週木曜日
*年末年始は変更となる可能性あり