そうめん飽きたらラーメンで。重曹で茹でると中華麺っぽくなりますよ(作り方と感想)
こんにちは。
夏休みということもあってお弁当ネタから遠ざかっていますが、今日もそうめんネタです。
そうめんを重曹で茹でたら中華麺になる?
先日、そうめんの伸びにくい茹で方を試した際、「重曹を入れたお湯でそうめんを茹でると中華麺っぽくなる」という話をしました。
これは科学的にも理にかなったことで、その仕組みを解説しているサイトを見ると、「重曹を使うとアーデコーデ・・・」「その結果、グルテンがドーシタコーシタ・・・」などと書いています。何のことやらさっぱりわかりません(汗
要するに食感が向上し、中華麺特有の香りもするようになるということです。
確かに、先日、茹で比べをした際は、重曹で茹でたそうめんは中華麺特有の香りがしていました。
幸か不幸か我が家の食品保管棚には箱でいただいたそうめんが大量に余っていますし、
「これはラーメンにして食べねば!」
ということで、早速ラーメンセットを買ってきて食べてみました。
そうめんラーメンの作り方
今回のラーメンセットがこちら。スープは個人的な好みで醤油味にしました。
《ラーメン材料》
ラーメンスープの素
味付きメンマ
チャーシュー
カットネギ
ゆで卵
1リットルの水に対し、大さじ1の食品用重曹を入れます。
お湯が沸騰したらそうめんを入れて茹でます。時間はやや短めの1分30秒。
火加減を弱めないとものすごく泡立つので注意です。
そうめんを茹でている間にスープを作っておきます。
茹で上がり。重曹効果で若干黄色がかっています。
あとは具材を盛り付けるだけです。
食べた感想とまとめ
そうめんだけを食べた時にははっきりと中華麺の香りがしていましたが、ラーメンにして食べるとその風味もすっかりなくなっていました。
風味が消えたんじゃなくてラーメンスープの強い風味に負けているといった方が良いと思います。
そういう意味では、ラーメンじゃなくてやっぱりそうめんを食べている感じは否めません。
ただし、不味いかというとそういうわけではありません。むしろ十分うまい。
細いそうめんを箸ですくいあげれば、その一本一本に同化するようにスープが絡んできます。
口の中でスープと麺があふれる感じは、太めの中華麺ではなかなか味わえない、そうめん特有の感覚だなと思いました。
では「重曹は必須か」といえばそんなこともありません。重曹の有無よりも、茹で時間を少し短めに取ることの方が大事な気がします。
もっとも、このあたりの感じ方は人それぞれ。味覚が鋭い人はやはり重曹で茹でた方が風味が違うということになるかもしれません。
いずれにしても美味しいのは間違いないので是非試してみてください。