【さいたま市緑区】跨道橋の先の道がない!? 未成道路は川口市との境にあります
地域ニュースサイト号外NETライター(さいたま市浦和区・緑区)のmamieです。
さいたま市緑区大門と川口市北原台が入り組むエリアでは、橋の先が完成していない未成道路があります。それは、当初決定 昭和61年(1986年)2月28日の都市計画道路「戸塚差間線」です。
東北自動車道と国道122号をまたぐ
跨道橋(こどうきょう)の「西通り橋(にしどおりばし)」。この橋は、川口市北原台3丁目にあります。この橋を渡るとすぐ目の前に現れる
ガードレールと工事現場フェンスと砂利の道。
「西通り橋」は川口市ですが、
砂利の道となっているところはさいたま市大門です。
市が複雑に入り組むエリアとなっており、完成している道路は川口市になります。砂利の道を地図上で距離を測ってみると、その距離わずか100mほど。そして実は、この砂利の先(写真奥の「西通り橋」から見ると写真手前側)ににもさいたま市のエリアがあり…
こちらも未成道路となっています。
一部整備されている道路は、いずれは「戸塚差間線」との交差点となりそうですが、未成道路のため、2023年3月時点では立ち入ることはできません。
そして、「戸塚差間線」が計画されている未成道路の先は、その年月を物語るかのように木が生い茂っています。一見すると行き止まりで、この先に道路の計画があるようには見えませんが…
フェンスからは、砂利(未成道路)→道路(「戸塚差間線」)→砂利(未成道路)→跨道橋(「西通り橋」)を臨むことができ、さいたま市と川口市が入り組むエリアでの区画整理の難しさを垣間見ることができます。
川口市の都市計画道路「戸塚差間線」は開通することができるのか…今後、動きがありましたらまたお伝えします。