【調布市】香り高くておいしい! 調布・深大寺生まれの希少なはちみつ「深大寺養蜂園」の生はちみつ
調布市内の魅力的なお店や商品に出会える、トリエ京王調布の「調布サイクルマーケット」。いつも気になっていたお店が出店することが多く、目が離せません。
先日は「深大寺養蜂園」が出店していたので、見に行ってきました。最近ここのはちみつをパン屋さんの「ルサック」や深大寺温泉 湯守の里、神代植物公園などで見かけることが続き、気になっていたのです。
海外産のはちみつは、残留農薬など安全性への懸念などがニュースになることもあり、できれば国産のものを選びたいと思っていたところでした。
調布サイクルマーケットでは、はちみつや蜜蝋キャンドルなどが販売されていました。そして、生産者である養蜂家の杉沼えりかさんが店頭に立っていて、直接お話を伺うことができました。
深大寺養蜂園のはちみつは、杉沼さんがミツバチのお世話から瓶詰めまでを一貫して行っているそうです。巣箱から蜜を絞り、無添加・無加工で、加熱せずに、はちみつの溶かす程度の低温で溶解してから瓶詰めしているとのこと。
はちみつには150種類以上の栄養素があるそうですが、一般的なはちみつは加熱により酵素やビタミン・ミネラルなどの栄養素が壊れてしまっているそう。生はちみつは体にいい発酵食品なのだそうです。
おすすめの「季節のはちみつ3点セット」(2500円、税込、以下同様です)は、マロニエ、ゆりの木、秋の百花蜜それぞれ40gの瓶のセット。
マロニエは、ベニバナトチノキのお花から取れたはちみつです。アカシヤはちみつよりも力強い味わいで、バタートーストやヨーグルトによく合う万能なはちみつだそうです。
ゆりの木は、世界で最もクセがないはちみつといわれているそうで、リピート率No.1だそうです。クセがなくクリアで上品な味わいで、最初に試すならこれがおすすめとのことでした。透明な色がとてもきれいです。ロイヤルミルクティーやトーストなどにおすすめだそうです。
秋の百花蜜は濃い色が秋を感じさせるはちみつ。味もコクがあって秋の味わいです。
セットには木製のハニーディッパーもついています。これを使ってはちみつをすくうととてもすくいやすいです。
家に帰って、早速バゲットにのせて食べ比べしてみました! 別々に食べ比べると味の違いがわからなくなるので、一度に全部食べてみてくださいという杉沼さんからのアドバイスにしたがって、ゆりの木から始めて、一度に食べてみました。
見た目(色)がかなり違いますが、味もそれぞれ個性があり、それぞれ全然違いました! コクのある秋の百花蜜は、ゴルゴンゾーラチーズのピザなどにかけるのもおすすめだそうです。
おいしくて体にいい調布産の生はちみつ、お土産やギフトにも良さそう!と思いました。
そういえば、店頭で面白いものを見かけました。「スズメ蜂漬はちみつ」(2800円)です。杉沼さんが自ら網で捕まえて生け捕りにしたスズメ蜂を半年以上はちみつに漬け込むものだそうです。
見た目はインパクト大でちょっと怖いですが、昔から養蜂家の間で重宝されてきたそうです。今もリピーターのお客さんが多いそう。
冒頭でご紹介したように、深大寺養蜂園のはちみつは、都立神代植物公園、深大寺天然温泉 湯守の里で販売されています。トリエ京王調布での販売は、2022年1月25日にまた予定されているそうです。ぜひ見かけたらチェックしてみてくださいね!