【葛飾区】青砥駅前「人形松菊」におどろきの看板が… 老舗人形店がまさかの転身です
伝統工芸の街でもある葛飾区には、江戸べっ甲や木彫刻などの美術工芸品から、棕櫚たわしにおろし金といった日用品に至るまで、さまざまな伝統産業が根付いています。
そんな伝統産業のひとつである人形。青戸にあるその老舗に、おどろきの2021年3月撮影変化が起きていました…!
市松人形の老舗から消えた看板「人形松菊」
青砥駅前に昔ながらのたたずまいを残している、創業明治15年という老舗「松菊」さん。ねこらーまんも以前、お邪魔したことがあります。
ちょうど3月で、店内外に美しいおひなさまがたくさんいたんですよね。
ひな人形を飾る年齢はとっくに過ぎていますが、その美しさにうっとり見入ったものです。
そんな「松菊」さんの前を久々に通りかかった先日。あれ~…なんかちがう?
なんとなく違和感を感じて立ち止まりました。
大事な何かが、なくなってる?
たしか店舗上部には、大きく「人形松菊」と書かれた看板が出ていたはず。しかもその下に見えるのは…、
もしかしなくても「Cafe」って書いてますよね!?
え~っ一体どういうこと!? ついこの間まで以前と変わらないたたずまいだったはずなのに。
店頭のウィンドゥにはしっかりと「COFFEE¥350」のポスターが。
ガラスの反射でよく見えませんが、覗けた店内はすっかり喫茶店になってるみたい。ちょっと昭和感の漂う、雰囲気の良さそうな喫茶店です。
せっかくだからコーヒー飲んでいこうかな♪ と思ったら入り口ドアに「予約制」の文字発見。
これは、喫茶利用が予約制なのか、それともお人形に関することが予約制なのか…判断がつきかねたねこらーまん。今日はいったん帰って後日、問い合わせてみることにしましょう。
ウィンドゥにならんだ和装小物やお人形には値札が付いています。
そして店舗横の掲示板の上には「市松人形 松菊」の看板も。完全に人形店をやめてしまったわけではないみたい。よかった~、とちょっとひと安心です。
とにかく謎が多すぎる「松菊」さんの転身劇。後日お邪魔して、お話をうかがいたいと思います!
人形 松菊
所在地:〒125-0062 東京都葛飾区青戸3丁目41−3
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