Yahoo!ニュース

【京都市】南区 世代や宗教を越えて親しまれる観瀾斎(かんらんさい)さんのほっこり癒される仏画展!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

2006年から始まった観瀾斎(かんらんさい)さん の作品展は今回が17回目。

今年も世界遺産『東寺』の食堂で行われています。

食堂での個展は何度か取材をさせて頂いておりますが、毎年、観瀾斎(かんらんさい)さんの東寺展示会を楽しみにしております。

かんらんさいさんとは・・・

1946年 京都府生まれ。空海三大霊場(東寺・金剛峯寺・善通寺)、西国33観音札所・美術館・デパート・神社・仏閣などで作品展多数開催。(HPより)

食堂でまずはご本尊の観音様にご挨拶いたします。

食堂とは、僧が生活のなかに修行を見いだす場。 かつて本尊に、ささいな声も聞き逃さず救済してくれる千手観音菩薩がいらしたことから、 観音堂とも呼ばれています。

その横に順路がありました。2024年の干支である龍が大きく出迎えてくれます。

「第17回かんらんさい展」の説明と挨拶がまず貼られてました。

その横にはゾウさんやキリンなど様々な動物が描かれた中に子供を抱いた観音様のような仏様がハートに囲まれていらっしゃいます。

すでにほっこりするような絵には「冥加」と題がありました。

みょう‐が‥【冥加】
① 冥々(めいめい)のうちに受ける神仏の加護。 知らないうちに受ける神仏の恵み。 また、偶然の幸いや利益を神仏の賜うものとしてもいう。 ② (形動) ありがたくもったいないさま。

経歴がずらっと並んでいます。

様々な場所で個展をされていきたのがわかります。

2024年は「高津商会」にとっても大切な飛躍をする年になります。

京都の太秦(「日本のハリウッド」とかつて呼ばれた場所)に新社屋ができる予定です。全てのご縁を大切にそしてより強くしていきたいと思っている昨今。

つい先日、ご縁をいただいております奈良の「興福寺」さんにある「阿修羅」像を『高津商会』の社員と一緒に拝見してきたところでした。

「阿修羅」像の仏版画も見つけた時には、これは気分アゲアゲ〜

「七福神」とともに丹波にあるスタジオの写真もありました。

一緒にいた人が、お母さんの寝室に飾られている不動明王がここにある!

と叫んでいた不動明王の仏画。

なるほど、ほっこり温かいイメージのお不動様です。

「高津商会」でも大変お世話になっている高雄山『神護寺』さんにもいらっしゃる『五大虚空蔵菩薩』さまの仏画もありました。

先日話した僧侶の話では、『五大虚空蔵菩薩』さんのお経を学ぶのに数ヶ月かかるという話でした。

探していた4本指の龍の仏画と、母を思い出させるようなお多福さんの絵が販売されていたので早速、頂戴したところ観瀾斎先生がいらっしゃったのでサインをしていただきました。

今年も21日の「終い弘法」さんでご縁をいただきました。

24日まで個展を開催されてますので是非とも、先生の仏画でほっこりされてください♪

真言宗総本山 東寺 【教王護国寺】食堂
第17回 観瀾斎作品展
会期2023年11月10日(金)〜12月24日(日)
拝観時間午前8時30分~午後4時30分
会期中無休
入場無料
〒601-8473 京都市南区九条町1番地
TEL.075-691-3325

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

高津商会RICAの最近の記事