【東大阪市】自然豊かな河内国で、アフリカの自然と人々の暮らしを発信する企画展。
現在「東大阪市民美術センター」では、企画展「ティンガティンガ・アートのいま」が開催されています。ティンガティンガ・アートは、動物や自然などをモチーフに、わずか6色のペンキを使って描くシンプルながらも、不思議な絵本のような世界観を感じさせてくれます。大阪府の中でも自然が豊かな東大阪市でこのような企画展が行われているとのことで、見にいってきました。
「東大阪市民美術センター」は、ラグビーの聖地「花園中央公園」の中にあります。定期的に、河内の国に因んだ企画展が開催され、東大阪市の自然や人々の暮らしを発信されています。
11月30日より、企画展「ティンガティンガ・アートのいま」が開催されました。ポスターの様子から、生き物をベースによる独特な表現が印象的だったので、立ち寄ってみます。入場は無料で、写真撮影もOKとのことです。ただしフラッシュは禁止です。可能であれば、SNSなどで発信していただけたらとのことでした!
第一展示室には、「野生動物」「鳥」「生活する人々」といったテーマごとに展示されています。「ティンガティンガ・アート」は、わずか6色のペンキで表現されるそうです。生き物や人間を書き方によっては、抽象アートのような見た目を描き出し、なんとも不思議な体験でした。
特に印象的だったのが、「ムテコ」の「地球へのオマージュ~星空~グリーン」です。動物との共存を訴えているような、強いメッセージを感じました。東大阪市には「森のレストハウス」を始め、大阪の人々と自然の共存を発信している施設が多く、生駒山の麓など自然豊かな地域でもあります。そのような場所だからこそ、強い共感を感じたのかもしれません。
第二展示室には、「ティンガティンガアート」の工房の様子が展示されています。ここには「ティンガティンガアート」についての映像を見ることができるので、このアート表現についても詳しく知ることができます。ぜひ、展示作品だけでなく、この芸術表現の生い立ちなどにも触れてみてください。
東大阪市民美術センター
【住所】東大阪市吉田6丁目7番22号
【アクセス】近鉄奈良線「東花園駅」下車 北へ徒歩10分
【開館時間】10:00~17:00 12月9日(金)は20:00まで開館
【休館日】月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日が休館日)
【入場料】無料
【お問合せ】072 -964-1313