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【市川市】市境をゆく 市川社会科見学 柳原水門 ~国府台~

4番ピッチャー地域情報プロデューサー/編集者(市川市)

市川市の人口は約49.3万人。面積は57.45平方キロメートル。チーバ君の口にあたります。南北に長く、西は江戸川をはさんで東京都で、松戸市、鎌ヶ谷市、船橋市、浦安市と隣接しています。

普段の生活ではなかなか市の境目などは気にしないと思います。せっかくの夏休み、市境を散歩してみると面白いものが見えますよ。

今回は市川市の北側に接する松戸市との境を見学。江戸川沿いになるおなじみ里見公園の駐車場をまっすぐ通り抜ける道があります。車で通りすぎることわずか4~5分の場所に市境があり、そこには白亜の水門「柳原水門」がそびえています。

水門で江戸川に合流する坂川。かつては排水が悪く大雨が降ると江戸川の水が逆流して、周囲の水田に大きな被害をもたらしたそうです。

その水門の傍らには「柳原水閘(すいこう)」という経産省により認定された「近代化産業遺産」の水門が残されています。

明治後期に築かれたもので煉瓦造りの大規模なものは非常に珍しいものだそうです。(江戸川河川事務所HP参照:場所は松戸市側になります)

里見公園でのんびりと楽しんだついでに、江戸川治水の今と昔を間近に見ることができる市川市境の建築物。水門近くに小さな駐車場もあるので、親子で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【柳原水門(柳原水閘)】
住所:市川市国府台3‐1392‐2

地域情報プロデューサー/編集者(市川市)

市川市在住。新卒から旅関連の事業に携わっており、日本国内は一部の離島を除いてすべて訪問しました。海外も10ヶ国30都市以上渡航しています。旅と歴史と散策。そして高校野球を愛する地域情報編集者です。

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