ハート型の窓と風鈴で有名な、宇治田原の「正寿院（しょうじゅいん）」さん。

この「正寿院」や「永谷宗円生家（ながたにそうえんせいか）」を巡る京阪バスの運行が2024年4月6日より始まりました。

運行期間は、12月8日（日）までで、土曜・休日ダイヤのみとなっています。

一見、普通のバスに見えますが…バス後部の座席は和テイストに！ この座席を狙う方は、出発地点である「京阪宇治駅前」から乗ることをおすすめします。私は「JR宇治駅前」から乗りましたが、すでに下の写真のような状態でした。

写真ではわかりづらいですが、左後方の窓はハート型にくり抜かれているんですよ。正寿院を思わせる演出のようです。

さらに、降車ボタンを押すとハート型に光るという演出も。

「奥山田正寿院口」の停留所から、なだらかな上り坂を16分ほど歩くと「正寿院」に到着します。

「正寿院」の中はすべて撮影OK。美しいふすま絵なども見ることができました。

このように、美しい花手水も出迎えてくれます。

ハ―ト形の窓は猪目（いのめ）と呼ばれる伝統文様のひとつで、こちらは本堂とは別の場所になります。お庭もキレイに整えられていました。

ハート型の窓だけでなく、見事な天井画にも目を奪われます。寝転がっての撮影もOKということで、みなさんステキな写真を撮るため、アングルを工夫されていました。

この「正寿院」行きバスは、京阪宇治駅やJR宇治駅前から乗ることができます。

「京阪宇治駅」から「奥山田正寿院口」は片道670円ですが、期間中は便利でお得な1日乗車券「宇治茶の郷 周遊木っぷ」を1,300円で販売。宇治、宇治田原の観光を始め、京都京阪バスの路線バスが乗り放題とお得です！

ただし数量限定となっていますので、「木っぷ」が売り切れると「紙の切符」になってしまうそうです。

「正寿院」さんでは、庭を見ながらヨガなど、さまざまな催し物も行われています。また夏になると、2000個を超えるたくさんの風鈴が飾られることでも有名です。
ぜひみなさん、お得で楽しい京阪バスを利用して、行ってみてはいかがでしょう！