Amazonの買い物特化AIアシスタントRufusの便利な使い方
AIアシスタントRufusの便利な使い方について解説。
Amazonでの買い物限定のAIアシスタント
AIの幅広いジャンルでの活用が始まっています。毎日のようにニュースなどでもその名前が出てくるようになりました。例えばブラウザにも統合されていて、意識することなくいつの間にかAIを使っているユーザーも多いはずです。
そんな自然とAIを取り込んだアプリの1つにAmazonのショッピングアプリも入っていくようです。Amazonが「Rufus」と呼ぶAmazonショッピング特化型のAIアシスタントが組み込まれました。
ただ、2024年11月下旬時点でのRufusはまだベータ版の状態です。すべてのユーザーにこの機能が開放されている訳ではない点にはちょっと注意が必要です。
この機能が開放されているユーザーはぜひ一度試してみてください。レスポンスはまだ改善の余地がありそうですが、メジャーなジャンルの製品に対してはかなり賢い応答をしてくれます。
Amazonショッピングアプリを更新しよう
Rufusの導入方法はとても簡単です。ただ、Amazonのショッピングアプリの更新をかけてみるだけ。Rufusの機能開放の対象になっているユーザーならば、ショッピングアプリのボタンにRufusを呼び出す物が追加されるはずです。
このボタンが出てこないユーザーはもうしばらく待ちましょう。ちなみに著者のところもXperia 1 Vの方には落ちてきましたが、iPhoneにはまだ開放されていません。
使い方の一例
Amazonショッピングアプリを使う上ではRufusは商品の検索機能の拡張版、と言った位置づけになる機能です。単純な商品の検索結果だけではなく、追加で様々な情報を教えてくれたりします。内部処理は分かりませんが、検索結果のまとめ方にも何らかのAI的フレーバーが施されているのかもしれません。
Rufusをショッピングアプリから呼び出すと、ブラウザ組み込みのAI機能のような専用の対話用窓がポップアップします。
ここに商品検索用の文章を入力するだけで動作してくれます。自然言語も受け付けてくれるのが従来の検索との大きな違いでしょう。
試してみた「ドラレコ用SDカード」ですと、検索結果の頭に必要な要件もサラッと記載してくれるのが親切ですね。
また、商品に関する追加の質問も行えます。
この場合には質問内容がどちらかと言えばドライブレコーダー本体向けのものだったので空振りしてしまいましたが。回答が普通の自然言語で返ってくるので見た感じも優しいです。
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