【秋田県由利本荘市】3匹のねこ店長がお出迎え!「ドライフラワーと雑貨 memomi」
こんにちは!地域情報発信ライターの佐藤らなこです。
家の中に緑やお花を飾って、生活に取り入れている方って素敵だなと思います。そういう生活に憧れます。でもお手入れが苦手で、枯らすのが天才的な私。かろうじてパキラが強く育ってくれている状態です。そんな感じなので、自分用にお花を買うのは控えています。
ですが、お花をもらうのはやっぱり嬉しいものです。と、友達の誕生日にお花を送るのもいいな~と思って、由利本荘市にある「ドライフラワーと雑貨 memomi」に行ってきました。
3匹のねこ店長とオーナーさん(人)が優しく出迎えてくれる、素敵なお店でした。
ドライフラワーと雑貨 memomi
「ドライフラワーと雑貨 memomi」(※以下、memomiと表記します)は、由利高原鉄道 鳥海山ろく線の鮎川駅から歩いてすぐのところにあります。
ただ、お店の前に看板などは出ていないので、通り過ぎてしまわないようにご注意を!お店のInstagramに鮎川駅との位置関係がわかる投稿がありますので、初めて行かれる方は事前に確認した方がいいかもしれません。
日本海東北自動車道の本荘ICからは車で約10分、鳥海山木のおもちゃ館からは車で約5分のところにあります。
色とりどりのドライフラワー
店内に入ると、色とりどりのドライフラワーが並んでいます。とってもいい香り~。どれもきれいだし、かわいい!
memomiでは、秋田県内の生花店と協力し、ロスフラワーをドライフラワーにアップサイクルしたものを販売しています。オーナーの佐藤さんがアイデアを出し、提携しているフローリストさんに作ってもらっているそうです。
※ロスフラワーとは、廃棄予備軍の生花のこと。
※アップサイクルとは、持続可能なものづくりの方法のひとつで、不用品や廃棄する物を別の商品に作りかえ、新たな付加価値を与えること。
「お花をプレゼントしたり、使ったりするシーンは日常に必ずあると思うんです」とオーナーの佐藤さんがおっしゃっていました。
そういったシーンで、いつもは生花を購入するところをロスフラワーをアップサイクルしたドライフラワーに変えてみるということが、memomiでできるわけです。
プレゼントする場合は、memomiのドライフラワーのストーリーを自分で理解することはもちろんのこと、相手にもちゃんと伝えたいなと思いました。
※詳細は省きますが、memomiではSDGsに取り組んでおり、秋田県SDGsパートナーに登録されています。
私は今回、友達の誕生日に何かいいものないかな~とmemomiに立ち寄りました。使われているお花の種類や色合いがひとつひとつ違うので、プレゼントする相手のことを思いながら選ぶのが楽しかったです。
また、これから暑くなってくると生花だと持ちが悪かったり、私のようなお手入れ下手だったりすると、すぐダメにしてしまうこともありますが、ドライフラワーだと1年くらいは持つそうです。
それでもちょっと心配だったのですが、オーナーの佐藤さんによると、直射日光が当たらないようにして、湿気に気を付ければ大丈夫とのことでした。
ミニブーケもありました。ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうだし、このサイズなら部屋の片隅やテーブルの端、棚の空いたスペースにちょこっと飾れそう。色違いで買うのもいいな。
memomiには中学生や高校生も来店しているそうで、大切な人やお世話になった人にドライフラワーをプレゼントしたいというその気持ちに応えてあげたいと、学割サービスがあるそうです。
染色されたかすみ草がきれい。他のお花を引き立てる脇役なイメージでしたが、鮮やかに生まれ変わったかすみ草のドライフラワーは主役級。何色がいいかな。今日の気分だと、涼やかな水色と白、紫の寒色系かな。
自宅用にはナチュラルな色合いのものを、贈答用には華やかなものを選ばれる傾向があるそうです。
フラワーベースも販売していました。ドライフラワーに合いそうなものを一緒に購入するのもいいですね。フラワーベースだけが並んでいても素敵なのは、おしゃれなデザインだからかな。
そしてカチコチ頭の私は、買った花束をそのまま飾ることしか考えていませんでしたが、こうやって小分けにするのも良さそう。もし、花束の中の何本かがポキッと折れっちゃった時には、それを一輪だけ小さなフラワーベースに飾るというのもいいみたいです。
memomiと大館曲げわっぱのコラボ商品
memomiで取り扱っているのはドライフラワーの花束やブーケだけではないですよ!こちらは、大館曲げわっぱとmemomiのコラボ商品のコーナーです
例えばこのお弁当箱、ここにドライフラワーを詰めてボックスフラワーになるんです!箱にお花を詰めている商品はよく見かけますが、曲げわっぱとコラボなんて斬新!秋田県ならではの商品ですね。
木のぬくもりにドライフラワーが包まれているのは見た目にも素敵だろうな~。ドライフラワーもいつかは寿命が訪れますので、その後はお弁当箱として使えるわけです。実用的!
なお、曲げわっぱの商品はひとつひとつ手作りで時間がかかるため、ものによってはお渡しまでに半年程お待ちいただくこともあるそうです。
お弁当箱以外にも種類がありますし、サイズや蓋の深さなどが異なりますので、memomiでサンプル品をぜひ見てみてください。
プレゼントにはもちろん、毎日頑張っている自分へのご褒美にもいいのではないでしょうか。
しゃもじもありました。これ、いいな~。お米1kg付っていうのも素敵なアイデア。オーナーの佐藤さんは、本当アイデアマンだと思います!
memomiオリジナルの雑貨
ドライフラワー以外にもmemomiならではのオリジナル商品があります。トートバッグにハンカチ。持ち歩いていると気分が上がりそうです。
なぜかわからないんですけど、最近出会う方々がねこ好きばかりで。そしてmemomiに行き着いたのも何かのご縁。ねこの引き寄せ...でしょうか(笑)
レザーのキーホルダーも。りんごの中にねこちゃんがいます。バッグのチャームにも良さそうですね。
リングのところが革紐タイプのものもありました。
ドライフラワーの花束にタグのようにつけることもできるとのこと。シールや紙製のものよりおしゃれだし、別の用途でまた使えそうですね。
ドライフラワーのセルフワークショップ
memomiではセルフワークショップ(有料)も行っています。ドライフラワーの花材を自由に組み合わせてフラワーボトルに詰めたり、ガーランドを作ったりできるそうです。自分の思うままに創作できるって魅力的!
”セルフ”となっているのは、特に誰か教える人がいるわけではないけれど、自由に体験ができるから。※花材などの材料費やボトル代などがかかります。
ふらっと立ち寄った時でも体験できますが、混雑時は予約の方が優先とのことです。なので、memomiに行く日時を決めていて、セルフワークショップをやるんだ!という熱い思いがある方はぜひご予約を。お店のInstagramのDMで受付しているそうです。
ワークショップのスペースの大きな窓からは、穏やかな田園風景が望めます。タイミングが合えば由利高原鉄道の列車が目の前を横切る様子も。
セルフワークショップをしながら、ときどき窓の外を眺めてみてください。きっと癒されると思います。この癒やしを求めに遠方から来店する方もいるそうです。
ねこ店長のお見送り
memomiのオーナーさんは人間ですが、店長は3匹のねこちゃん。人なつっこくて、お客さんが来ると近くに寄ってきます。私が帰るときにはお見送りをしてくれました。店長も癒やしに一役買ってくれていますね。
※ねこ店長は自由気ままなので、お店にいない時もあります。
※ねこが苦手な方は、どうぞご了承ください。
ロスフラワーから蘇ったドライフラワーやオリジナル商品が気になる方、ねこ好きな方、ぜひmemomiに足を運んでみてください。
【ドライフラワーと雑貨 memomi】
住所:秋田県由利本荘市東鮎川字岡田233-11
電話番号:非公開
営業時間:12:00~16:00
定休日:月曜、木曜、土曜(不定休)
駐車場:あり
公式Instagram(外部リンク)
※臨時休業など最新情報は、上記Instagramにてご確認ください。