車内テレワーク、快適化のポイントは「ポータブル電源」にあり
テレワークが求められるようになった初期は、「急にテレワークと言われても仕事をする場所がない」という声も聞こえてきました。そこで注目されたのが車内の有効活用。ひとりきりのプライベートスペースとして隔離できる「車内テレワーク」も人気になりました。
僕も最近は車内はお気に入りの仕事場です。車の中でとなると、作業できる時間はPCのバッテリーに依存してしまうのがネック。当初は大容量のモバイルバッテリーを持ち込んでいましたが、最近はポータブル電源を導入しました。
小型で持ち運びも(比較的)気軽な「Anker PowerHouse 200」(クリックすると外部サイトが開きます)です。
容量的には超大容量モバイルバッテリー2個分くらいですが、USB-CやUSB-A端子に加えてAC電源で100W出力できるのが武器。容量と出力が少なめなので、ポータブル電源の中ではかなり安めで(3万円以下)というのもポイントですね。今回はAnkerさんから検証用としてサンプルを提供していただいております。
軽自動車の車内をテレワーク向けにカスタマイズ
今回はダイハツタントで車内テレワーク。タントって軽自動車ですが本当に車内が広く、助手席なんてパタンと倒れてテーブルになります。
折りたたみのテーブルを設置してデスクにします。最近の軽自動車、車内にテーブル置けるレベルで広くて本当にすごい…!
デュアルディスプレイ環境のMacBook Proへ給電
今回はMacBook Pro 15インチにUSB-Cで接続。MacBookからはUSB-Cでモバイルディスプレイにも給電と映像表示を行っています。
「Anker PowerHouse 200」のUSB-C出力は30Wなので、給電はされているものの、この環境だと充電までは賄えずにじわじわとバッテリーが減っていきます。しかし、PCの稼働時間はかなり伸びるので、電源ロスの不安は一気に解消されました。
USB-Cの30Wは若干物足りなさを感じますが、日中車内で仕事をするレベルの使い方であれば、バッテリーの不安にさらされることはありませんね。
急いで充電したい!という時は、ACアダプタを使えば急速充電もOKですし、スマホやタブレットも同時に充電できて、モバイルバッテリーよりも明らかに使い勝手は上。かなり自宅やオフィスと同じ感覚で電源を利用できました。
「テレワークとか言われても自宅に作業できる場所がない!」「自宅がうるさくてZoom会議を静かな場所でしたい!」というなら、ポータブル電源とPCを車内に持ち込むのもアリかと!
なお、今回はPCでの利用でしたが、30Wはタブレットやスマホを充電するには十分な出力。持ち運びにも適したサイズなので、防災用として備えておくのもおすすめです。
【Anker PowerHouse 200の特徴】
- USB-Cの出力はPCの稼働時間を延長できる。PCによっては充電もOK
- 小型で手軽に持ち運べるサイズ。防災用としてリュックに詰められる
- タブレットやスマホを充電するには十分の出力と容量。1〜2日は電源ロスに悩まなそう
より詳しいレビューはブログの方でも紹介しています(外部サイトが開きます)。
・小型ポータブル電源で車内をオフィスにしてみた「Anker PowerHouse 200」レビュー
■コンテンツ制作にあたり、メーカーよりサンプルの提供を受けております。