【セリア釣具】「それは俺が釣った魚だろ」もう取り合いで喧嘩することがなくなる!おさかなマーカー
釣り好き一筋人生を送ってきました、関東釣り散歩のひげお爺ちゃんです。
これまでの経験をもとに、「釣りのポイント紹介」や「釣りのお役立ち情報」をご紹介していきます。
今回はセリア釣具シリーズです。
大手100均ショップの一つ、セリアでも釣具コーナーが設けられていますが、店舗によってはラインナップが多く取り揃えられており、意外とお買い得なアイテムがあるので見過ごせられません。
そんなセリア釣具で今回取り上げる商品は「マーキング用おさかなマーカー」。
お魚にマーキング?って一体何使うのか?
さっぱりわからない方も多いかもしれませんが、釣具メーカーも驚きの一工夫がされている商品だったんです!
最後に豆知識も書いておきましたので是非読んでみてくださいね。
★セリア釣具「マーキング用おさかなマーカー」
マーキング用おさかなマーカーはセリア釣具で販売されている釣り魚用の結束バンドです。
サイズ:全長約16cm
材質:ナイロン6(PA6)
入数:15本
価格:110円(税込)
カラーラインナップは確認できているだけで赤・黄・白の3色展開。
ただの結束バンドとは違って片方に長方形状のプレートが付いているのが特徴です。
★釣った魚の目印に最適!
釣り魚用のマーカー結束バンド、、、これってどうやって使うんだろう?
という方も多いと思いますが、主に乗合いの船釣りに行く方向けのものです。参考画像ではアジを見本にしていますが、本来はマグロなどの大物釣りの船でよく使われます。
大型の魚は数匹釣ってしまうと自前のクーラーに入りきらなくなってしまうので、こういう釣り物の場合、船宿によっては釣れた魚を一旦船内のイケスや超特大クーラーに入れておいてもらうことができます。この際いろんな方が色々な魚を入れるので、そのまま入れるとどの魚を誰が釣ったのかわからなくなってしまうんです。
だから目印として結束バントを付けてこの色は自分のですよと後でわかるようにしておくのです。
昔は尻尾の一部を切って目印にしている人も多かったんですが、それだと同じような切り方をしてしまった人がいたり、自然と削れたり折れたりした場合にわからなくなってしまい、本当は自分が釣った魚なのに「それは俺が釣った魚だろ」と言われてしまう可能性もあるのであまり推奨できません。
★特徴的なプレートの役目がすごい
実は釣具メーカーや釣具店のPB製品でもマーキング用バンドは販売されているのですが、セリア釣具のようにプレートが付いているものは珍しいです。
しかしこのプレートこそがものすごく役に立つんです。
商品パッケージにはこのプレートについては何も触れられていないのですが、このプレートには是非とも名前を書いておくと良いでしょう。
名前じゃなくてもマークでも何でも良いんですが、他の人と被らないような目印にすればOKです。バンドのカラーだけだと他の人と被ってしまうこともありますが、このように自分だけの目印を付けておくことで、取り違えなくこれは自分が釣った魚だとすぐに認識できるようになります。
★目印の付け方
この目印の付け方は「尻尾のくびれ部分」に付ける方法と「下口部分」に付ける方法と2通りあります。
まずは尻尾のくびれ部分。
ここに付けるほうが簡単なんですが、魚の種類によってだったりその個体によっては尻尾からすっぽ抜けてしまうことがあるので、ここに付ける際はしっかりと確認しながら取り付けましょう。
続いて下口部分に付けるパターン。
ここに付けると基本的にはすっぽ抜けることはないです。
ただ気を付けてほしいのが結束バンドを通す位置です。
商品パッケージやネット説明に「エラから通して」と書いてあったりするのですが、魚のエラは傷を付けると致命傷になってしまうのでなるべくエラは触らないほうが良いです。
なので魚を生かしたままイケスに入れるような場合、結束バンドは下口の裏側、くちびるとアゴの間にある薄皮の部分を貫通させると良いでしょう。
ストリンガーと同じ考え方
ちなみに覚えておくと良いかもしれませんが、堤防釣りとかで使われるストリンガーというアイテムで、お持ち帰り予定の魚を一旦ロープと金具で繋いで水中に入れて生かしておくものがあります。
あれと同じことです。
エラに金具を通すのではなく下口の薄皮を貫通させるほうが良いです。
昔、堤防釣りや磯釣りで釣れた魚をよくストリンガーに繋いでキープしていたのですが、最初はエラを通して繋いでいたのを、ある時から下口の薄皮を通すようになって、そうしたらあからさまに魚が弱り難くなったのです。
クーラーが手元にないような釣りだと鮮度的にギリギリまで元気に生かしておきたいですからね。
参考にしてみてください。
★まとめ
今回の記事は参考になりましたでしょうか?
これから釣りを始める初心者の方や、話のネタの参考になれば幸いです。
今後も釣りに興味がある方にとって「話のネタ」や「楽しいお役立ち情報」をご紹介していきます。
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