こんにちは！旅行好きフリーランスのしおりです。先日、東京から最短2時間20分で行ける伊豆諸島の『式根島』に行ってきました！透明度の高い海、青い空、豊かな大自然に囲まれ心が震えるような感動を味わうことができますよ。あまり休みがないけど旅行にいきたい、いつもとちょっと違うところへ行ってみたいといった方にもおすすめです。ぜひ最後までお楽しみ下さい。

式根島とは東京都にある伊豆諸島のひとつです。東京の港からジェット船で最短2時間20分ですが、今回は大型客船で行きました。9時間ほどかかりますが夜に出発して朝到着なのであっという間に感じます。椅子だけの席であれば片道なんと6,000円以下〜！客船の中には食品や飲み物の自販機やレストラン、デッキなどもあり、移動中も非日常感を楽しめるのでとてもおすすめです。シャワーや席のランクによってはベッドなどもあるのでまるでホテルのように快適です。一点だけ正直なことを書くと、私が乗船した時はWi-Fiは繋がらなくはないがところどころ…といった接続具合でした。ちょっとした返信などには困らなかったのでご安心いただければと思います。

式根島は人口500人くらいでレンタサイクルを借りれば移動も困らず、1日あれば一周できるほどの島なので1泊でも充分に楽しむことができます。日帰りでも楽しめますが、周囲に何もなく星がとても綺麗なので泊まっていくのがおすすめ。ワーケーションで長期滞在する人もいるそうです。

キャッシュレス決済も充実していますし、24時間ではないですが商店などで基本的な食料などは本州と変わらず手に入れることができます。自販機も至る所にありお手洗いもWi-Fiも充実しているのであまり不便は感じませんでした。レンタサイクルは1日1000円程度でした。そして何より島民の方々が全員みなさん明るく親切に接してくれて、特に道をすれ違う学生の方が見知らぬ私たちにこんにちはと笑顔で挨拶してくれたことが印象に残っています。万が一困ったことがあっても安心だなと感じました。ある程度観光客向けの設備が整っているため、離島初心者にもぴったりだと思います。

式根島に来たらまずは自然に癒されに行ってみましょう！必ず行ってほしいのは神引展望台です。自然が作り出した雄大な景色に感動が止まりません。ここ本当に東京？日本？と思ってしまうほど続く森や海に圧倒されますよ！

また、式根島は海が綺麗ということでも有名です。泊海水浴場は2023年日本の海水浴場きれいランキングで1位に選ばれたほど透明度が高く、時期によってはウミガメもいるそうです。人も少なく神秘的な雰囲気なのでとても癒されますよ。

式根島には温泉もあります。水着を持っていけば24時間好きな時に無料で入れる露天風呂が3ヶ所あります。特に印象に残ったのが地鉈温泉（じなたおんせん）

という鉈で割ったような地形の絶景温泉です。迫力ある見た目だけではなくなんと神経痛や冷え症に効果があるため、別名「内科の湯」と呼ばれているそうです。

式根島で注意したいのはお食事です。前述の通り市販のパンやお弁当などは手に入れることができるのですが、飲食店が事前に電話で予約をしなければ営業していないことも多いです。今回はえむじぇいというお店に電話して予約し、定食をいただきました。お店がやっていない時のおすすめはファミリーストアみやとらさんで購入できる「たたき丸」です。ごはんの中に具材を入れそのまわりに「たたき」をつけて揚げたもので、式根島の名物としてテレビにも複数紹介されたそう。明日葉で作った佃煮、くさや、ハム＆チーズと式根島ならではの具材が3種類あり、私は人生で初めてくさやを頂きとても印象に残っています。

宿は約30ありますが、今回宿泊したのはぬくもりの宿 亀吉大家さんです。決め手はネット予約できることだったのですが、実際訪れてみるととても清潔感があり、共有スペースが充実していて快適に過ごすことができました。一番のおすすめはポイントはオーナーさんがとても親切だったことです。宿泊を検討されている方はぜひホームページを見てみてくださいね。

また、周りに明るい建物がなく、豊かな自然に囲まれているので星空も格別に美しいです。星空を見るならいくつかおすすめスポットがあるそうなのですが、今回は地元の方におすすめしてもらい小の口公園から星空を眺めました。街灯も少ないので夜は真っ暗。人もほとんど来ないそうなので星空を独り占めすることができます。微かに聞こえる波の音を聞きながら、肉眼でキラキラと輝く星を堪能することができました。普段はテレビを見たり、仕事をしたり落ち着かず過ごしている夜の時間なのですが、心穏やかに静かな夜の時間を過ごすことができ来てよかった〜！と心から思いました。

いかがでしたか？私自身この記事を書いている間に他にも人懐こい猫ちゃんや島民の方との交流など、素敵な思い出の数々が蘇ってきて余韻に浸っています…。たまには都会の喧騒から離れて、島時間を楽しんでみてはいかがでしょうか？

次回もみなさまの休日の行き先の候補になる場所を執筆しているので、ぜひリアクションボタンやフォローしてお待ちいただけるとうれしいです。次回もお楽しみに！