【海老名市】こんなに簡単に作れる!熟成まで待ち遠しい味噌作り体験レポート。藤沢産の自然栽培の大豆使用
手作り味噌っておいしそうだけど、とても大変そうなイメージですよね。大豆を潰すのに時間がかかりそう、カビが生えそうなど、考えるとなかなか作る機会がない方も多いはず。
今回は、そんな概念を覆す簡単で楽しい味噌作り〜3ヶ月後の味噌の様子をご紹介させて頂きます。
この日、味噌作りを教えてくださったのは
『わくわくベース湘南』の磯川先生。
「子どもと自然をつなぐ」をテーマに活動。子どもたちの可能性を広げたいという思いから、自然・食・農について伝える活動を11年行ってこられています。参加者数は2万人以上。食べることの楽しさを伝える保育園向け出前授業を200園6000人に実施。種をまくところから大豆を栽培し、思いの詰まった味噌を仕込む講座や、保育園の栄養士向け「子どもを惹きつけ伝える技術」の講師、子ども向け体験コンテンツの制作などを行っていらっしゃいます。
今回はそんな磯川先生に、楽しく丁寧に味噌作りを教わりました!
味噌作りスタート
この日の参加者は15名。開始早々、先生の楽しいトークにみなさん夢中でした。そして味噌作りスタートとともにゆったり流れる癒しの音楽・・・♪
素材がイキイキしているように見えてくるのがなんだか不思議。
まず準備されていたのがこちらのセット。茹でた大豆500g、麹と塩、容器。これだけで味噌作りスタート!
今回使われた大豆は農薬や肥料を使わず自然栽培された藤沢のにこにこ農園の大豆。藤沢産の大豆はとても珍しく、味見してみるとほんのり甘く風味も良く既に美味しい!
ビニール袋をしっかり縛って、大豆が潰れるまで指でこねこね。タッパーの底で潰していた方もいました。みんなでアイデアを出し合いながら、普段はどんなお味噌を食べてるか、普段の食事のことなどを楽しく話しながらあっという間の時間。
塩と麹が入っていたビニール袋に先ほどのこねた大豆を入れて、混ぜ込みながら再度指や手のひらでこねます。楽しく作った気持ちが味噌にも込められているそんな感じです。
塩と麹、大豆がしっかり混ざったらいくつかに分けて丸めます。
コロコロしていて可愛いお味噌たち。
丸めた味噌を、空気が入らない様に容器に詰めていきます。指で押さえながら空気を抜いていきます。
カビない方法
最後、カビない様に先生が何年も研究されて見つけ出されたという方法。あるものを上にのせて保管するとカビないのだそうです。
そのあるものとは、味噌の上にのっている茶色いもの。
酒粕を上に敷き詰めると、本当にかびにくいそうです。ぜひこの方法で試してみてくださいと先生。秘伝の方法を伝授して頂きました。
味噌を作ったら、食べられる時期まで発酵させますが、待っている期間も楽しめる様に用意してくださったカラー用紙や柄の折り紙と紐。
それぞれ好みのものを選んで、容器を包んだら
完成!!
こんな素敵な味噌、見ているだけでワクワクして気分が上がりませんか?
同じ場所で、同じ材料で作った味噌も、違う味になるのだそうです。潰し方や力のかけ具合、一人一人がもつ常在菌。それぞれの個性の味が発酵していくんですね。
完成したらみんなの味噌を食べ比べるのも楽しそう。みんなの味噌と食べ比べてみたいです。
お土産に、大豆も頂きました。
今回この味噌作りを主催したのは海老名市でオーガニックを推進し、オーガニック給食実現に向けて活動している「えびなみんなにやさしいごはんプロジェクト」
子どもの食育を考えながら給食にオーガニック食材を取り入れたいとの思いで、市内でオーガニックを広めるためのサテライト上映会や食の安全性について広く知ってもらえる講座を随時開催中。
・・・3ヶ月後のお味噌は?
だんだん色も濃くなり、良い感じに発酵してきました!
お味噌は仕込んでから6ヶ月後以降が食べごろ♪もう少し熟成させたい場合は、発酵させる期間を延ばしても美味しくなるそうです。
熟成するまで、家族の声が聞こえるリビングに置いて、可愛い包みの味噌を楽しんでいます。
少量ではありますが、この量で手軽に作れるのでぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか。
磯川先生の今後の企画やお問合せに関しては公式サイトにてご確認ください。想像力が磨かれるような新しい発見がきっとあるはずです。
【わくわくベース湘南】
◇「子どもと畑をつなぐ」
講師:磯川茂克先生
自然ガイド
野菜ソムリエプロ
わくわくベース湘南代表
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◇公式サイト
主催:えびなみんなにやさしいごはんプロジェクト
(市民活動推進補助金交付事業)
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