【横須賀市】京急初!三浦半島の間伐材を活用した木製ベンチ設置!みうらの森林(もり)プロジェクト
横須賀の楽しい情報を発信!うみちゃんです。
先日、京急久里浜駅改札内に木のベンチを発見しました。
荷物を多く持っていたため、座って一休み。
ベンチはサラサラでつるつると手触りが良く、腰を下ろすのにはちょうど良い高さで座り心地も抜群です。
なぜ設置されたの?
京浜急行電鉄株式会社 京急久里浜駅 駅長 下山様にお話を伺いました。
「社有林の森林管理で発生した広葉樹の間伐材を再利用した木製ベンチです。2024年2月 26日(月)から追浜駅上下ホームと京急久里浜駅改札内コンコースに設置しています」と教えて下さいました。
京急電鉄は持続可能な社会を目指し、三浦半島に所有する都市近郊社有林を健全に管理するプロジェクト「みうらの森林(もり)」を2023年2月から開始しており、この木製ベンチはこのプロジェクトの一環とのこと。
木製プレートにはロゴと説明の焼印が入っています。
2023年12月に間伐を行った木は製材・乾燥・組上作業など約3ヶ月の工程を経て、木製ベンチにアップサイクルされました。
「みうらの森林(もり)プロジェクト」
京急電鉄の「みうらの森林(もり)プロジェクト」は「健全な森林の管理を行うことで、森林の有する二酸化炭素吸収機能の一層の発揮を目指し、生物多様性を維持しながら機能豊かな美しい森林を目指すことを目的」として続けられています。
【活動実績】
① 間伐作業
神奈川県森林組合連合会の協力のもと,適切な間引きなど森林管理を実施。太陽光が地面に差し込む環境を作ることで,森林の若返りを図る(2023年2月から開始)
② バイオマス利用や薪の販売
間伐した木々を「木質バイオマス燃料」として発電に活用。
京急グループである葉山マリーナにて2023 年4月1日(土)からすべての使用電力を、社有林伐採木を一部活用したCO₂排出量実質ゼロの再生可能エネルギー電力(木質バイオマス由来)に切り替え
京急グループの三崎観光株式会社が運営する「京急油壺温泉キャンプパーク」にて、薪として販売。ウッドワークショップ体験と、手づくり木工品も販売
③ 山あそび
間伐後の森林を活用し、身近な自然であそび場「原っぱ大学」を展開するHARAPPA株式会社と共に、親子で遊べるコンテンツ開発を目指して親子モニターとあそび場づくりを実施
林野庁が主催する「森林×脱炭素チャレンジ2023」では、実績が認められ 「グリーンパートナー2023」に認定されました。
自然豊かな三浦半島の自然を守りながら循環型社会へ貢献する京急電鉄の取り組みが素晴らしいですね。
駅に木製のベンチが設置されたことで、身近に自然のぬくもりが感じられ、ほっと癒されます。京急久里浜駅、追浜駅を利用されたときには、ベンチを座ってみて下さいね。
京急久里浜駅の楽しみ
京急久里浜駅はF・マリノススポーツパークのオープンに伴い、マリノスカラーに装飾されています。利用するたびにワクワクします。
現在、横浜F.マリノス開幕応援スタンプラリー2024を開催中。
京急久里浜駅のスタンプは、改札を出てウィング久里浜駅3階、ユニクロの前に設置されています。
練習場からスタジアムまでの沿線を巡る中で、京急久里浜駅も楽しんでくださいね。
京急久里浜駅
横須賀市久里浜4-4-10
案内ページ(外部リンク)
京浜急行電鉄株式会社
公式HP(外部リンク)
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