【長崎市】平日ランチ限定!400円で無添加麦みそ、減農薬米のこだわり定食が味わえる「ブリス食堂」
おはようございます!misahanaです。先日、安くておいしい定食があると聞きつけ、目覚町にあるブリス食堂にお邪魔しました。
ブリス食堂は、みらい長崎ココウォークの向かいの三愛ビル1階にあります。
茂里町の電停やバス停からもアクセスが良い場所です。明るい店内で、スタッフの方々が笑顔で出迎えてくださいました。
ブリス食堂は、障がい者就労支援センター ブリスが運営しており、今年の2月20日にオープンしました。平日11時~14時までの営業です。売り切れ次第終了ですが、テイクアウトでの利用も可能です。
- テイクアウト:容器代50円(容器持参の方は不要)
素材にこだわった体にやさしい定食
早速、おしながきを見てみると、豚汁セット400円(税込)、本日の日替定食400円(税込)でした。本当にお安い!ワンコインでおつりがくる定食は、最近なかなかない見かけないですよね。
私は、本日の日替わり定食をいただきました。取材時のメニューは、きんぴらとマカロニサラダ(ごはん、みそ汁、フルーツ付き)でした。豚汁も気になり、みそ汁を+100円で豚汁に変更しました。
ごはんもおかずも、とてもボリューミーです。お米は、減農薬米の五分付米、みそは、無添加の麦みそを使用しているそう。素材にもこだわった定食が、このお値段で、食べられるとは驚きです!
具だくさんの豚汁は、麦みその風味がまろやかで、やさしい味でした。ふっくらとした五分付米のごはんが進みます。初めはボリューム満点で食べきれるかな…と思いましたが、野菜たっぷりで、体にやさしいメニューなので、あっという間に完食していました。
きんぴらとマカロニサラダも、とてもおいしかったです。もっと量を食べたい方は、1品ずつ+50円(税込み)で大盛りできるのも嬉しいですね。
日替わりのメニューの予定は、公式Instagramにて確認できますので、ぜひチェックしてみてください。毎週金曜日は、カレーの日だそうです。
私は、13時以降に伺いましたが、親子連れやビジネスマン、年配の方まで幅広い世代の常連客が、続々と訪れていました。1階なので、ベビーカーで直接入店も可能です。子連れには、とても助かりますよね。
12時~13時の昼休みの時間帯は、満席になることもあるそうです。スタッフの方と常連客の方々が、みなさん笑顔で会話されているのが印象的でした。
安くておいしい理由とは?
なぜ、素材にもこだわった定食が、こんなに安くいただけるのか、障がい者就労支援センター ブリス管理者の原田千春さんにお話を伺いました。
ブリスだからできること
ブリスには、10代から60代までの利用者さんが通所しています。清掃やパソコンの入力・印刷物作成業務、雑貨やポップコーンの制作販売業務など、利用者さん自身が、得意な業務を選び活動しています。
その中の訓練のひとつとして、食堂運営を行っているため、家賃がかかりません。更に、利用者さんの給食を多めに作って提供していることもコストが削減でき、安くで提供できる理由です。
利用者さんは、仕込みの材料を切る作業や食堂での業務も行っています。売り上げは全て、利用者さんの作業報酬(工賃)にあてられているそうです。
こだわり素材を使用
食堂を始める前から、ブリスの給食は、なるべく体にいいものをと考えられ、提供されていました。味噌や米だけでなく、油やしょうゆなどの調味料もグリーンコープの厳選されたものを使用しています。その他にも、野菜の一部は、ブリスが管理する畑で収穫し、活用することもあるそうです。
ブリスとは、英語で「至福を感じる、最上級の幸せ」という意味があるそう。原田さんは、「利用者さん、そしてお客様にも、そのように感じてもらえる場所になれば嬉しい」と話します。
食堂ができたことで、ブリスの活動を知ってもらう機会が増えたそうです。また、地域の方々とのコミュニケーションを取れる場所にもなりました。
原田さんは、「地域の社食のように利用してもらえれば」とほほえみます。そして、ブリス食堂を通し、横のつながりが広がっていくことも期待されています。
あたたかい雰囲気のブリス食堂。おいしく、体にやさしい定食を味わいに、ぜひ、みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか?
ブリス食堂
住所:目覚町3-6三愛ビル1階
営業日時:平日11:00~14:00
定休日:土日祝
電話:095-848-7350
アクセス:茂里町電停、みらい長崎ココウォークより徒歩2分
駐車場:なし ※近隣に有料駐車場あり
公式HP:障がい者就労支援センター ブリス
公式SNS:Instagram
取材協力:ブリス食堂のみなさま、障がい者就労支援センター ブリス管理者 原田千春さま