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【葛飾区】2024年の新麦パンやさつまいものパンが絶品!高砂の人気ハードパン店「陽だまり製パン」

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

京成高砂駅のほど近くにある「陽だまり製パン」は、絶品のハード系パンが評判のお店。こだわりの小麦で丁寧に作られたパンを購入するため、開店前から行列ができるほどです。こちらで、秋の美味しさがあふれる2024年の新麦を使ったパンや、サツマイモのパンを購入してみました。極上のお味です!

陽だまり製パン
陽だまり製パン

高砂駅の南口を出て、イトーヨーカドーの東側の商店街を歩き、1つめの十字路を右折するとすぐに陽だまり製パンの店舗が現れます。白い日除け屋根に書かれた「陽だまり製パン」の文字と、猫のマークの可愛い看板が目印です。
こちらのお店の営業日は火、水、金、土曜日の週4回開店時間はお昼の12:00です。開店間際には行列が見られる日が多く、人気の高さがうかがえます。

黒猫のスタンド看板と手書きの黒板が可愛い
黒猫のスタンド看板と手書きの黒板が可愛い

12月1日に7周年を迎えるこのお店は、外側はパリッ、中はもちもちした食感を楽しめるハード系パンの専門店。小麦の品種と配合にこだわり、すべての生地を長時間発酵し熟成させることで、小麦の美味しさを最大限に引き出しています。

この日は14時過ぎに訪れたところ、既に売り切れの商品が続出していました。が、筆者のお気に入りのパンが、「2024年の新麦」で焼いたというホップ付きで販売されていたため、喜び勇んで購入することにしましたよ。

「2024新麦解禁」のポップが目を引くショーケース
「2024新麦解禁」のポップが目を引くショーケース

そのお目当ての商品は、「はるゆたか100%のバゲット ミニ」(税込140円)。ミニと言っても、長さ20cmもあります。「幻の小麦」と呼ばれる「はるゆたか小麦」を使った、噛めば噛むほど美味しいバゲットです。
現在は、10月下旬に解禁されたはるゆたかの新麦を使って焼いているとのこと。新麦と呼ばれる期間は、収穫された年の12月31日まで。あとわずかしか食べられない、特別な味なのです。

さらに、ショーケースの中に二個だけ残っていた「さつまいも」のパン(税込210円)も併せて買うことにしました。秋の味覚の代表であるさつまいもを使ったハードパンに、期待が膨らみます。

「さつまいも」(左)と「はるゆたか100%のバゲット ミニ」
「さつまいも」(左)と「はるゆたか100%のバゲット ミニ」

紙袋に入れてもらった二つのパンからは、食欲を刺激するいい匂いが漂います。早速持ち帰って食べてみました。

2024年の新麦で焼かれた「はるゆたか100%のバゲット」は、皮のパリパリ感と中身のもちもち感が絶妙。噛めば噛むほどさわやかな甘みを感じられ、「これが新麦の美味しさか…!」と奥深い味わいに感動を覚えます。口の中いっぱいに広がり、鼻に抜けていく香ばしさがたまりません。実りの秋を存分に味わえる、いま食べておきたい極上のバゲットです。

噛みしめる程に美味!半分に切ってみた「はるゆたか100%のバゲット」
噛みしめる程に美味!半分に切ってみた「はるゆたか100%のバゲット」

「さつまいも」は、パリッとした外側に黒ゴマと白ゴマがたっぷり。パンとゴマの豊かな香りがふわりと広がります。もちもちの中身には、ほっこりと甘いさつまいもの角切りがゴロゴロ。噛みしめるほどに小麦の美味しさが広がるパンに、旬のさつまいもの優しい甘みがぴったりです。豊穣の季節を実感する一品。しっかりした食べ応えがあり、お食事にもおやつにもおすすめです。

ごまがたっぷり乗った「さつまいも」
ごまがたっぷり乗った「さつまいも」
中にはさつまいもの角切りがたっぷり
中にはさつまいもの角切りがたっぷり

火、水、金、土曜日は美味しいハード系パンを求めて、陽だまり製パンへ足を運んでみてくださいね。実りの秋の美味しさが詰まったパンが並ぶこの時期は、特におすすめです!

店名: 陽だまり製パン/Rettyページ
住所: 東京都葛飾区高砂3-12-17
電話: 03-6657-8766
営業時間: 12:00~18:00 (売り切れ次第終了)
定休日: 日、月、木曜日
アクセス: 京成高砂駅から徒歩約2分
クレジットカード: 不可
公式HP: https://www.hidamariseipan.com/

ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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