【今更聞けない】保育園の連絡帳に何を書けばいい?保育士から喜ばれる内容3つとなるべく避けたいNG内容
子育てに奮闘中の全国のママさん、今日も子育てお疲れ様です。
保育士歴19年目、ママさんの子育てがちょっぴり楽になる方法を発信をしているちあき先生です。
6月に入り、親子共々少し園生活にも慣れた頃でしょうか?そんなママさんへ、今日は連絡帳についての情報をお届けします。
連絡帳って、出席シール帳と一緒になっているコメントできるものもあれば、シール帳とは別でノートみたいなものあるかもしれません。このコメント欄にどんなことを書いたらいいのか?意外と悩んでるママさんって多いんですよね。今日はそのお悩みにズバリお答えしていきます。ぜひ最後までご覧下さい。
そもそも連絡帳って書いた方がいいの?
そもそもの話ですが、連絡帳って書いた方がいいのか?という疑問はありませんか?
文章を書くのが苦手な方や記入する余裕がないという方もいらっしゃると思いますが、保育士目線での視点でお伝えします。
結論からいうと、お子さんの成長のために書いた方がいいと思います。
理由は2つ。
・先生とのコミュニケーションツールだから
・子どもが大人になった時に見返せるから
1つずつ解説していきます。
先生とのコミュニケーションツールだから
登園時や降園時に先生とお話しする時間があっても、やはり時間は限られているはず。その中でコミュニケーションをとるって結構難しいですよね。バスなどを利用しているご家庭だと、先生と全く関わりをもつことがない場合もあります。
そんな時には、やはり連絡帳を活用すべし!
連絡帳は先生から、園でハマっている遊びやお友達などを含めたお子さんの様子を具体的に教えてもらうことができますが、お家での様子を書いてもらえると保育園では違う姿を教えてもらうことによって、先生側としてもその子にあったサポートの仕方を得るヒントになるのでありがたいです。
また、お子さんだけでなくママさん自身の様子も書いてもらえると、ママさんができないことを園でサポートできるよう努めることができます。
このように各家庭と保育園との連携によって、子どもたちにとってより良い支援につながっていきます。
人前では言いにくい悩みも文章なら伝えられることだってありますよね。
子どものお悩みや困っていることなど、ママさんからの相談もコミュニケーションツールとしてぜひ活用してくださいね。
子どもが大人になった時に見返せるから
私が考えるママたちが連絡帳を書く理由は“子どもが大人になった時に見返せるもの〟が一番大きな理由です。
スマホには子どもの写真や家族の動画がたくさん残っていると思います。そして家には子どもからの手紙や作品が飾ってある家庭も多いでしょう。
しかし、この時代が故の子どもにとって大切な“あるもの〟だけがなかなか残っていないのです。
それは“ママの手書きのもの〟。
PCで文章を書くのもいいですが、手書きのパワーとはものすごいんです。大好きなパパやママの手書きは子どもたちに活力を与えてくれます。
ママがどんな字なのか?当時どんなことを考えていたのか?悩んでいたのか?子どもは知りたいんです。
字が上手下手とか上手い文章が書けるとか、そんなことを見たいのではありません。子どもたちにとって、ありのままのママの字や文章を見るのことが嬉しいんです。
PCやスマホが普及しすぎて、手書きで書くということタイミングも失われつつありますが、下手くそな字でも文章がまとまってなくてもいい、今あなたが感じているありのままのメッセージを連絡帳に残しておいてください。
連絡帳にはどんなことを書けばいい?
記入する内容は、保育園によって様々かと思いますが、「昨夜、熱がありましたが今日平熱元気だったので登園します。」などの体調面を書くこともあれば、「最近家ではボール遊びにハマっています。」などのお子さんの様子を書いたりすることが多いですよね。
では、実際に連絡帳にはどんな内容を書けば良いのか?今まで私が感じた嬉しかった内容を保育士目線で3つお伝えします。
1、お家での様子
2、子どもの変化
3、家族の様子
番外編、おまけ
順番に解説していきます。
1、お家での様子
まずは、王道である「お家での様子」です。
- お家でハマっている遊び
- 食事
- 睡眠
2、変化
次は、子どもやご家庭の変化です。変化とは1のお家での様子をもっと詳しく書いたものだと思っていただければOK!
成長したことや体調面など、お子さんの変化があれば記入してください。
- トイトレをしていて初めて自分からトイレにいくことができた
- お箸トレーニングをしているけれどなかなか効果が出ません
- 園で覚えてきた歌を歌ってる
- お友達のお話をしてくれるようになった
- 風邪をひいて週末熱がでた
- じいじばあばのお家に出かけた
- パパが転勤になってしまった
などなど。
3、ママ(家族)の様子
最後は、ママさんの様子。
ママさんの心の内もぜひ書いてください。いいこともわるいことも全部書いてください。
- 子どもの成長が嬉しい
- 仕事をはじめてクタクタになって帰ってくるので、子どもとの時間を作ってあげられていない
- 夫婦すれ違い生活になっています
- 他の子と比べて成長が遅い気がして焦ってます
- お姑さん問題がストレスです
この間、相談してくれたママさんは「今、どうしても子どもが可愛いと思えません。ハグしてあげたくてもできません。してあげなきゃ!って思いますがそんな余裕がなくて…。今は1人の時間が欲しいです。」と教えてくれました。
子どもは、ママや家庭の状況に影響されることが多いです。そのため、家庭でできないことはなるべく園側でサポートできるよう努めています。だからこそ、ママさんの状況を教えてください。そうしてもらえると、先生側も今必要なサポートを考えることができるのです。
だから、先生側としたらママさんの状況もぜひ書いていただきたい!
番外編、おまけ
最後におまけです。先生も1人の人間。褒められたりしたら素直に喜びます。喜びの文章を載せておきます。
- 先生のことが大好きで結婚したいと言っています。
- 先生が〇〇って言ってたよと教えてくれました。
- 休みの日は「先生、何してるかなぁ?」と言っています。
- 毎朝、登園できるのか楽しみで早く起きて準備してます。
- 運動会感動しました!
- 下手くそな字ですが、先生へのお手紙を毎日頑張って書いています。(まだ一度も渡せていませんが笑)
これは、素直に嬉しいです。はい。笑
なるべく避けたいNG内容
では、なるべく避けたい内容とはどんなものでしょうか?以下の3つです。
・ネガティブ内容
・質問攻め
・人格を否定するような内容
ネガティブ内容
決してネガティブな内容が悪いわけではありません。全てがネガティブな内容で埋め尽くされているのはNGです。
人間関係でもそうですよね。いつもネガティブな発言ばかりを言ってくる人の話を聞きたいと思うでしょうか。離れたくなりますよね。
それは、みんな同じ。読み手のことを考え、ネガティブな内容を書く時は、もっとこうしてもらたいたい!などの具体的な要望を添えたり、最後はポジティブな言葉で締めくくる、などの気遣いができるとGOOD!
質問攻め
昔、私が担任していたお子さんの連絡帳すべての欄に、とても小さな文字で全て質問事項で埋め尽くされていた時がありました。
こちらも質問してはいけないわけではありません。
隅から隅まで弾丸質問攻めで、その質問を全て読み切る体力が疲れ切った体と脳みそには残っておらず・・一旦連絡帳をしずかに閉じたこを覚えています笑
ママさんたちも忙しいのは重々承知していますが、その中でも相手目線に立って配慮してもらえる文章を見た時には、読み手はやはり気持ちがほっこりします。
文章は、自分の心の中を写し出すものでもあるので、もしも質問攻めでネガティブワードばかりになっているのだとしたら、少しお疲れモードなのかもしれません。
人格を否定するような内容
当たり前ですが、人格を否定するような内容は書いてはいけません。それは文章であろうと直接であろうと関係なくNGです。
特に文章は後に残るものなので、注意が必要です。
人の人格を否定してしまう時は、実は自分のことを否定しているときだったりします。
自分に、やいばを向けてしまっていないか?チェックしてみましょう。
まとめ
今回は、なかなか人に聞けない連絡帳に書く内容についてお伝えしました。
日々忙しい毎日をお過ごしなママさんですが、先生とのコミュニケーションツールでもある連絡帳はぜひ活用していただきたい!
そして、その連絡帳は捨てないで子どもが大きくなる時までぜひとっておいてくださいね。
連絡帳を書く時の何かヒントになれば嬉しいです。今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
子育てに関する情報やクスッと笑っちゃう情報を読みたい!という方は、プロフィール欄からぜひフォローください。いち早くお届けいたします。