年明け早々から新製品が続々発表!今年も熱いカメラ業界!!
2013年もスタートしたばかりですが、カメラ業界はお正月明け早々から立て続けに大きなイベントが開催されます。
まずは1/8からラスベガスでスタートした「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」。
続いて、1月31日からは横浜で日本のカメライベント「CP+(Camera & Photo Imaging Show)」が開催されます。
この2大イベントのおかげで、新年早々からカメラメーカー各社から熱い新製品発表がおこなわれているようです。
まずは、いきなり6製品を発表した富士フイルム。
FUJIFILM X100S、FUJIFILM X20、FinePix S8200、FinePix XP60、FinePix T500、FinePix JZ700
の6モデルです。
中でも注目なのは、Xシリーズとして人気のX100とX10の後継機となるX100SとX20でしょう。
どちらも高画質を追求するために、ローパスフィルターを廃した新開発のセンサーを搭載してきました。
AFを高速化するための像面位相差画素を搭載している点も注目です。
つづいて、ニコンからはNikon1 J3とNikon1 S1。
J3は昨年9月に発売となったばかりのJ2の後継機。
小型軽量モデルながら60コマ/秒(AF固定)の連写など、上位機のV2に準ずる性能となっています。
S1はNikon1シリーズのエントリーモデルとして新たにラインアップに加わったモデル。
決定的瞬間をスロー映像で見ながら記録できる「スロービュー」という新しいモードも搭載されました。
また、Nikon1用の交換レンズとして、1 NIKKOR VR 10-100mm F4-5.6と1 NIKKOR VR 6.7-13mm F3.5-5.6も発表になりました。
ニコンもずいぶんとNikon1シリーズに力を入れてきたなあという印象です。
シグマからはレンズ一体型モデルとしてDP3 Merrillが発表されました。
独自のFoveon X3ダイレクトイメージセンサーによる緻密な描写力で人気のDP1 Merrill/DP2 Merrillに加え、
75mm相当(35mm判換算)の単焦点レンズを搭載してしたモデルが登場します。
広角、標準、中望遠の3モデルが揃ったという感じですね。
また、シグマは自社のRAW現像ソフトでモノクロ写真を楽しめる「SIGMA Photo Pro Monochrome Mode」も発表しました。
モノクロ好きの人にはとても興味のあるところです。
さらに、ペンタックスリコーイメージングからもレンズ一体型小型モデル、MX-1が発表となりました。
28〜112mm相当(35mm判換算)というズームレンズはF1.8〜F2.5と明るく、独立した露出補正ダイヤルも装備しています。
いわゆる高機能コンパクトというジャンルのカメラです。
ついにペンタックスリコーイメージングもここに手を伸ばしてきたか、という感じです。
他にもまだまだ新製品の発表があるかもしれません。
とにかく、2013年のカメラ業界は新年早々から熱いということは確かなようです。
そして、もう一つ気がつくのは、いわゆる高級コンパクトのジャンルに各社が力を入れてきたということですね。
普通のコンパクトデジカメがスマートフォンに押されて伸び悩んでいる今、カメラ業界はこのジャンルに希望を託しているのかもしれません。
CESというイベントはエレクトロニクスショーということもあるのかもしれませんが、発表されるカメラはどれも小さくて軽くて高画質というのがウリのようです。
今後、機会があれば、各新製品の使い心地などもレビューしたいと考えています。
さて、まだまだ始まったばかりの2013年ですが、今年はどんなカメラ、レンズが出てくるのでしょう。
とても楽しみです。
一眼レフカメラにも頑張って欲しいところです。
そして、私たちはカメラの新製品発表を楽しみにしながらも、毎日、いっぱい写真を撮って楽しみましょう。