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【松山市】2025年夏オープンに向けて。「こども本の森松山」の蔵書、ふるさと納税などで寄附可能です。

藤井さこ地域ニュースサイト号外NETライター(松山市)

以前、2025年夏に、坂の上の雲ミュージアムに「こども本の森 松山」がオープン予定という情報をお伝えしましたが…現在松山市がクラウドファンディングによる寄附、松山市による購入、市民の方々からの寄贈の3つの方法で本を揃えています。今回はクラウドファンディングと市民の方々からの寄贈の方法についてお伝えします。

「こども本の森 松山」の本のラインナップ

世界的建築家の安藤忠雄さんが手掛ける「こども本の森」。「未来を担う子ども達に本に親しんでもらいたい」という思いのもと、「こども本の森 松山」の設計・建築費などを安藤さんが負担し、松山市に寄贈するかたちでオープンする予定です。

入室は無料で、絵本や小中学生向けの物語など、およそ5000冊の本が並ぶ予定です。絵本のほか、図鑑、写真集、児童文学など、さまざまな本を取り揃える予定だそうです。また、松山、坂の上の雲ミュージアム内の施設ならではの、ことばや歴史に関する本もラインナップに加える予定だそうです。

クラウドファンディング

読書離れが進んでいる昨今、子どもたちがいろいろな本と出会い、楽しみ、新しい発見ができる新しい場所が作られるのは、松山市民として嬉しいことです。もしふるさと納税の使い道に迷われている方は参加してみませんか。→クラウドファンディングはこちら

返礼は、松山市ホームページへの名前掲載。3万円以上寄附をされた方は、坂の上の雲ミュージアム内に設置する銘板に名前を記載。50万円以上の寄附をされた方は、3万円以上の寄付をされた方とは異なるデザインまたは文字の大きさで銘板を設置し、感謝状が送られるそうです。なお、目標金額の達成に関わらず、使い道は蔵書購入や運営費で使われる予定です。例え少額の寄附でも、こども本の森が存在し続ける限り「協力した」という想いが永遠に残る良い取り組みだと思います。

本の寄贈

2024年10月9日〜11月30日まで募集しています。「未来を担うこどもたちにぜひ読んでほしい本」を募集しており、新品、またはそれに近い本が寄贈条件です。寄贈本の取り扱いや活用は松山市に一任され、返却などはできません。選定の結果「こども本の森 松山」に配架されない場合もあり、どのように活用されたかなどはお知らせできません。寄贈申込書をダウンロードして、本と一緒に持参または送付してください。運搬や送付にかかる経費は寄贈者の負担です。詳しくはこちらをご覧ください。

たくさんの寄附が集まり、素敵な場所になりますように。松山市ホームページによると2025年7月にオープン予定とのことです。楽しみですね!

【店舗情報】

こども本の森松山

坂の上の雲ミュージアム公式ホームページ

住所: 松山市一番町3−20

地域ニュースサイト号外NETライター(松山市)

2013年に、広島県福山市から愛媛県松山市へ嫁いできました。他県出身者から見た松山市の魅力を発信したい!と思い、号外NET中予のタウンクライヤーとして活動しています。

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