善光寺から続く中央通り沿いには、地元の個性的なお店が多くあります。「柏与紙店」は江戸時代後期の文政年間から続く老舗の紙屋さん。

ガラス窓からお店の中がよく見えますが、わくわくするような紙類の雑貨がたくさん並んでいます。

店舗の向かって左側のスペースが、「まちかどミニ博物館」になっていて、お店の歴史がわかります。

古い帳面や五つ玉のそろばんなど、じっくり見てみると老舗ならではの品々が並んでいます。

いつも「胡粉ネイル」（ごふんねいる）の立て看板が出ています。お店はバス停の目の前で、バス待ちのときはよく立ち寄らせていただいています。店内がかわいくで大好きなので、マニキュアを買うときはいつもこちらで購入しています。

御朱印帳、折り紙、折り紙の折り方の本…そのほか、とにかく紙類がたくさんあります。

はがきや一筆箋など、手紙系の商品ももちろんたくさんあって、選ぶのが楽しいです。

ポチ袋や懐紙も種類豊富です。テイストは和の雰囲気ながら、かわいさがあるのがうれしいです。

趣味的な商品が多いため、コロナ禍はお客さんが減ってしまったそうですが、最近は外国人観光客がまた増えてきているそうです。

こちらの浮世絵は、特に外国人観光客から人気のおみやげなんだそう。

京都の上羽絵惣の「胡粉ネイル」は、ホタテ貝殻の微粉末から作られる顔料「胡粉」を原料にしたマニキュアで、有機溶剤を使用していません。

爪のおしゃれも、なるべくナチュラルなものを使いたいので、マニキュアといったら胡粉ネイルしか使っていません。長野市内だと購入できる店舗が少なく、これだけの種類をそろてくれている柏与紙店はありがたいお店です。

もうすぐ冬も終わってしまいますが、ずっと買おうと思っていた秋冬限定カラーの「加加阿色（かかおいろ）」を購入。落ち着いた色味でシチュエーションを選ばず付けられそうな、思っていた通りのすてきなカラーでした。

春には春夏限定カラーも発売されるので、こちらも楽しみです。