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【名古屋市中区】氷が主役!老舗氷問屋こだわりのサクフワかき氷、大人気「冷やしみたらし」は今月末まで!

サファーライター(名古屋市)

日中は汗ばむ日が続きますね。まだまだ冷たいものが美味しい季節です。今日は、伏見の老舗氷問屋が手がける本格かき氷をご紹介します。

やってきたのは名古屋市中区「甘味や澤田商店」。伏見駅から徒歩9分ほどの場所にあるお店です。

甘味や澤田商店

澤田商店は昭和元年創業の氷の問屋さん。もともとは製氷販売のみで営業していましたが、15年ほど前からかき氷の提供を開始。令和元年には店舗をリニューアルし、「甘味や澤田商店」としてこだわりのかき氷やお団子などの甘味を提供しています。

店舗では中日ビルのクラブ東海で使われていた家具や、名古屋城本丸復元の際に使われたものと同じ材料を一部使用しているそう
店舗では中日ビルのクラブ東海で使われていた家具や、名古屋城本丸復元の際に使われたものと同じ材料を一部使用しているそう

店内はもともとの建物を生かしたしつらえ。歴史とモダンが融合した雰囲気です。ランプや色付きガラス、タイルの使い方がなんとも素敵。放課後の学校や駄菓子屋のようでもあり、誰もがホッと落ち着ける空間でした。

メニューは12種類以上

定番メニューはかき氷の提供を始めた当初から人気の白みつや黒みつ(各税込350円)、いちご(同470円)をはじめとして12種類。その他季節限定のメニューも豊富にありますよ。新しいメニューを考えるときは、氷の味を味わってもらえるようにシンプルなみつを、と心がけているそうです。

この日は毎日完売するという大人気の夏のひやしみたらしをいただくことにしました。

「夏季限定 冷やしみたらし」実食

シャシャシャという氷の削れる音を聞きながら待っていると運ばれてきました「冷やしみたらし」(税込850円、黒須きな粉 同50円)。

主役の氷が沈まないよう、重すぎないサラサラのみつ
主役の氷が沈まないよう、重すぎないサラサラのみつ

ふわさく食感の氷は体に優しくしみ込むようなピュアな味わい。通常のくろみつよりも時間をかけて煮詰めたという濃厚なみつからは深いコクを感じます。おだんごは冷えているのにやわらかくて、びっくりするほどなめらか。中の甘さ控えめのこしあんが、かき氷の味を引き立てます。あああ、お団子もっと食べたい~!(200円で1本追加できます。単品注文不可)

地域に愛されるお店でした

ご家族連れやおひとりなど様々なお客さんがひっきりなしに訪れていました。リピーターの子どもたちで賑わうひとときも。濃すぎない味わいで飽きがこないので、何度でも訪れたくなる気持ちもわかる気がします。

店先ではワンちゃんのお散歩がてら、かち割氷をテイクアウトするお客さんの姿も。こちらの氷で一杯やったらさぞ美味しいでしょうね。地域のみなさんが思い思いに、夏のピットインとして利用しているようでした。

お店の澤田さんは「もともとは氷屋さんなので、氷を美味しく召し上がっていただきたい」とおっしゃっていました。

氷を美味しく食べられるこだわりのかき氷を、ぜひおためしくださいね!おすすめの来店時間帯は13:00〜14:00とのことです。

■店舗紹介
 甘味や 澤田商店
・住所:愛知県名古屋市中区栄1丁目13-31
・アクセス:地下鉄「伏見駅」から徒歩9分
・定休日:火曜日
・営業時間:11:30〜19:00(ラストオーダー18:30)
 冬期  日・祝日11:30〜18:00ラストオーダー17:30)
・駐車場:近隣のコインパーキングをご利用ください。
・決済:現金、PayPay、楽天ペイなど
・テイクアウト可
公式サイト
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※掲載内容は取材当時のものです。最新の営業情報と異なる場合がございます。

9月15日までの期間限定メニュー「アボカドミルク」(税込900円)。青りんごやキウイを思わせる爽やかさとバナナのようなコクが絶品でした。こちらもおすすめ!

ライター(名古屋市)

名古屋在住。働き、暮らしながら「虫の目」で見つけた気になったもの、「素敵ね」と思ったことをゴキゲンに発信しています。「ワクワク」や「美味しい」、「へぇ~!」を大事に。ラジオが好きで、聞きながらあちこちへ行く毎日。白黒の猫と暮らしています。硯に向かいて20年、どうぞよろしくおねがいします。

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