レオ様(?!)が凄い。そして面白い!
レオ様(?!)が凄い。そして面白い!
今日、久々に面白く、夢のあるイベントに参加した。筆者は、そこで、レオ様に遭遇。レオ様といっても、現在の世界のスーパースターで俳優のレオナルド・ディカプリオではない。なんと、人類史上最大かつ最強のスーパースターといってもいい、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」に遭遇したのだ。それは、レオナルド・ダ・ヴィンチ アンドロイドだったが、そのリアル感は、凄いの一言。写真では伝わらない、「リア充」である。百聞は一見にしかず。必見である。
しかもである、このイベントは、「レオナルド・ダ・ヴィンチ アンドロイド イニシアティブ」の一環で、そのアンドロイドの発表会であったが、そのプロジェクトの発案者は、私が大阪大学に勤務していた時にお世話になった、ロボット学の世界的権威浅田稔教授であった。筆者は、このイベントが阪大の浅田教授によるものと露とも知らずに、タイトルに魅かれて参加し、その事実を知った。その偶然にも驚くと共に、さらに興味深さを感じた。
浅田先生によれば、「ダ・ヴィンチの心」とは、「科学と工学を一つの頭脳の中で世界で初めて開花させたのは、紛れもなくダヴィンチだ。現在のカラクリ師がロボット研究者なら、ダヴィンチは紛れもなくロボット学の先駆者だろう。そして未来への扉は、人間学に繋がるロボット達と向き合いことで開かれる」というふうに考えることができるという。
そして、なぜ、「レオナルド・ダ・ヴィンチ アンドロイド イニシアティブ」を立ち上げたかというと、次のようなポイントがあるという。
・ダ・ヴィンチは学際的研究者のさきがけ(科学・技術・芸術の枠を超えて思考・行
動した人物であり、細分化した現代社会からみれば正に学際的研究者のさきが
けだという)
・ダ・ヴィンチはロボットを開発(ダ・ヴィンチが現代にいればロボットを開発していた
と考えられる)
・日本のROBOTICS(ロボット工学)の象徴(アンドロイドで子どもたちや若者の科
学・技術・芸術の枠を超えたリベラルアーツを!学ばせる)
・ロボットのあり方の考察(未来のロボットのあり方を問おうとするもの。ロボットと
のコミュニケーションが人間社会を映し出す!ことになる)
そして、このイニシアティブは、今年9月にミラノのレオナルド・ダ・ヴィンチ国立科学技術博物館で行われる、アンドロイドの展示やそれを活用した小中学生対象のロボット学のレクチャーや12月から来年2月に大阪で行われるイベント「ダ・ヴィンチ!天才の遺産」だけではなく、さらなる成果や可能性を目指しているようだ。
それは、次のようなものだ。
・子ども達の未来に夢を与えるプロジュクトの企画
・ロボットとのコミュニケーションが。新たなるコミュニケーションの形態を創り出すこ
と(ビジネスチャンス?)
・ロボットをはじめとする様々な人工物が我々の生活のあらゆる場面で活躍
・レオナルド・ダ・ヴィンチの卓越した創造と想像の精神を共有して豊かな未来社会
の創出
このイニシアティブは、浅田教授の発案であるが、特定非営利活動法人ダ・ヴィンチミュージアムネットワークの一環で行われている。なお、浅田教授は、同法人の理事長も務めている。
このイニシアティブを想像してみよう。
ダヴィンチ、ロボット、アンドロイド、国際展開、子ども、次世代、新しいコミュニケーション、創造性、科学・技術・芸術の枠の超越、人間の新たなる可能性、・・・・・・。
数限りないキーワードが思い浮かぶ。そしてイマジネーションの発露。
実に面白くて、夢がある。そして明るさがある。非常にワクワクする。
政治や社会そして経済が、現在のように不透明で、不鮮明。明るさそして次の展望が見えてこない。そんな時だからこそ、本イニシアティブの今度の活動と成果に、大いに注目すると共に期待していきたい。浅田教授、ガンバレ! ぜひ子どもたちに夢を!そして希望を!期待している。