1泊2食付きで1万円以下!女性も安心して利用できる絶景の混浴川岸露天風呂もあり
首都圏から約2時間半で行ける秘湯、塩原温泉の「明賀屋本館 」。高そうなイメージのある温泉旅館ですが、税込1万円以下のプランもあるんです。テレビや雑誌、温泉のポスターなどでもよく見かける混浴川岸露天風呂は女性でも利用しやすく、女子旅にもオススメです。
300年以上の歴史を持つ「明賀屋本館 」
塩原温泉郷11湯のひとつ塩の湯温泉にある明賀屋本館。300年以上の歴史を持つ老舗温泉旅館です。写真奥に見えている和洋折衷の建物は太古館。現在は使用されていませんが、戦時中は女子学習院の疎開にも使われていました。
建物は古いですが、お部屋は掃除が行き届き快適に過ごすことができます。
2種類のにごり湯が楽しめる内風呂
明賀屋本館の温泉はすべてが自家源泉。ナトリウム塩化物泉でしたが、東日本大震災の時出来たと思われる地割れから、新たに単純温泉が湧出。内湯では2種類のお湯が一度に利用でき、きき酒ならぬきき湯が楽しめます。
女性も安心して利用できる川岸露天風呂
明賀屋本館の魅力といえば、やはり鹿股川に面した露天風呂でしょう。88段の階段を降りた先にあるのは、清流と木々を眺めながら入れる露天風呂。思わずため息が出てしまうほど、美しい光景です。雑誌から抜け出してきたかのようで、筆者が理想としていた露天風呂の姿でした。
女性専用露天風呂もあり、女性も安心して利用できます。温度はぬるめで、一緒になった方達と温泉の話をしていたら、あっという間に1時間過ぎてしまいました。
隣は混浴露天風呂。女性の露天風呂からは木の扉を通って行き来できるので、誰もいなければこちらの露天風呂も利用できます。夫婦やカップルで来た時は、他に男性がいなければ一緒に入ることもできますよ。
日帰り入浴は受け付けていないので、利用者はみんな宿泊者。身元がはっきりしているから、ワニ(女性が入浴するのを待ち構える男性)が出にくいのです。
混浴には4種類の浴槽があるので、女性もこちらを利用しないと損ですよ。景色も違います。
タイミングがあわなかった、もしくは勇気がなかったという人も大丈夫。朝7時から8時の間は、女性専用タイム。男性が入ってくるのを気にしないで、心ゆくまで露天風呂を満喫できます。
45分1,000円の貸切風呂は、山や空を眺めながら入ることができて、こちらもオススメ!
どのお湯も源泉かけ流し(温度が高いため、加水しているお湯もあります)。温泉マニアも大満足のお湯です。
一泊二食税込9,900円?!
こんな素敵な温泉なら、きっとお高いのでしょうねと思ってしまいますよね。スタンダードプランは一泊二食12,100円から。夕食には料理長が腕をふるった見目麗しい料理が並びます。
さらに最上級A5ランクとちぎ和牛付いたプランは15,400円~、とちぎ和牛最上級A5ランク・霧降高原豚・いっこく野州鶏/岩魚刺身・山女塩焼がついた豪華なプランは18,700円~。
でも、今回筆者が利用したのは、夕食が豚しゃぶ300gの付いた定食9,900円からのコースです。あまりの安さに勝手に「お料理少な目プラン」と頭の中で変換していました。
お料理少な目なんてとんもでなかった。
豚肉がド~ンと300g!
きれいなピンク色の豚肉を昆布だしでしゃぶしゃぶ。
胡麻ダレ、もしくはポン酢でいただきます。やわらかくておいしい!!タレは無料でおかわりできます。
野菜もたっぷりでヘルシー。全部食べたらお腹いっぱいで動けなくなりました。これは男性でも満足できそうなボリュームです。
朝食も湯豆腐、とろろ、焼き鮭、蕎麦の実入り温泉卵…と、ご飯のおともが勢ぞろい。またまたお腹いっぱいとなりました。
これで税込9,900円ってお得すぎませんか?
さらにリーズナブルな、8,800円からの二食お弁当のおこもりプランもあります。
お得なプランは公式ホームページから予約するのがベター。OTA(旅行ウェブサイト)では、同じプランなのにちょっとお高くなっている場合があるので注意が必要です。
※記事内で紹介したプランはすべて税込・2人利用時の料金です。
※利用料金に別途入湯税150円が必要となります。
※プランは2023年9月1日現在のもの。予告なく変更になる場合もあります。
きっと高額だからと諦めていた憧れの温泉旅館。調べて良かった!温泉で癒されたいと思っている人は、ぜひ、出かけてみてください!
明賀屋本館
住所 栃木県那須塩原市塩原353
電話番号 0287-32-2831
アクセス 車:東北自動車道西那須野塩原ICより20分
電車:東北新幹線那須塩原駅からバスで60分、塩釜バス停下車(無料送迎バスあり)
公式ホームページ 明賀屋本館(外部リンク)