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【さいたま市大宮区】市立博物館の企画展「さいたま市のうつり変わりと人びとのくらし展」でタイムトラベル

obaqWebライター(さいたま市)
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さいたま市立博物館は、1980年に大宮市立博物館としてオープンし、さいたま市域の歴史や民俗に関する展示を行っています。館内では通常の常設展示の他に、特別展や企画展も行われます。2024年12月7日から2025年2月24日の期間には、「さいたま市のうつり変わりと人びとのくらし展」が開催されているのです。

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さいたま市のうつり変わりと人びとのくらし展」では、小学3年生の社会の授業をイメージし、テーマが設定されました。主な展示物は、鉄道や道路などの交通、学校や駅などの公共施設、テレビや台所用品といった生活道具など、時代による違いや変化を感じ取ることができるものです。小学生の学習に役立つにとどまらず、世代ごとに異なる楽しみ方ができる企画展となっています。

4つの時代に分けて「さいたま市のうつり変わりと人びとのくらし」が紹介される展示室

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1階の展示室では、次のようなコーナーが設けられ、「さいたま市のうつり変わりと人びとのくらし」が紹介されています。

135年前くらいの様子と人びとのくらし

85年前くらいの様子と人びとのくらし

35年前くらいの様子と人びとのくらし

20年前くらいの様子と人びとのくらし

現在、そしてこれからのさいたま市の様子

昔の学校生活の様子、道具のうつり変わりの様子

さいたま市の成り立ちの様子

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135年前くらいの様子と人びとのくらし」コーナーで、1880年代の生活用品が並んでいます。鉄道の敷設が始まった明治時代が偲ばれます。

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85年前くらいの様子と人びとのくらし」コーナーでは、浦和市ができた1934年、大宮市ができた1940年の前後に焦点があてられています。展示品の扇風機や手動計算機は、どこかの民家の倉庫に保管されているかもしれません。

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35年前くらいの様子と人びとのくらし」コーナーに並ぶ展示品は、東北新幹線や埼京線が開通した昭和時代の後期に使われていたものです。炊飯器やカラーテレビなど、技術の進歩を感じることができます。

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20年前くらいの様子と人びとのくらし」コーナーは、現代に近い平成時代を象徴する展示が行われています。中央に展示されている液晶テレビなどを使い続けている人もいるかもしれません。

昔の民家の室内がリアルに再現

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時代ごとの生活道具などが展示されるコーナーの他にも、展示室には民家の室内がリアルに再現されています。

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約80年前のようす」、「約60年前のようす」を比較すると、電化が進む日常生活の変化を感じとることができます。便利さに多少の違いがありそうですが、今でも十分に暮らすことができそうです。

昔の生活道具を実際に使ってみる体験コーナー

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展示室では昔の道具を見るばかりでなく、体験コーナーが設けられています。

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昔のアイロン米櫃などに実際に触れ、使ってみると、昔の人々の生活を肌で実感することができます。

世代を超えて楽しめる「さいたま市のうつり変わりと人びとのくらし展」

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さいたま市のうつり変わりと人びとのくらし展」では、さいたま市の発展をベースとして、日本人の生活の歴史がリアルに物語られています。小学生の社会科の学習に大きく役立つに違いありません。

そればかりでなく、父母、祖父母の世代にも大きな印象をもたらすことでしょう。展示物を眺めていると、昔のことが懐かしく思い出され、感慨にふけってしまいます。自らの愛用品が、博物館入りしている様子に、様々な感情が渦巻くかもしれません。親子で訪れると、親の方が饒舌になり、昔話を語ってしまいそうです。

★基本データ

「さいたま市のうつり変わりと人びとのくらし展」

会場:さいたま市立博物館 特別展示室

住所:さいたま市大宮区高鼻町2-1-2)

期間:2024年12月7日~2025年2月24日

開館時間:9:00~16:30

入館料:無料

休館日:月曜日(1月13日、2月24日は開館)、12月28日~1月4日、1月14日(火)、2月12日(水)

Webライター(さいたま市)

トラベルライターとして国内外の観光スポットの紹介記事を、各種のメディアで執筆しております。遠くまで出かけなくても、身近なホームタウンにも魅力があふれているものです。埼玉県民はディスられることも多いようですが、逆にそれをバネにして、地元の長所や強み、セールスポイントの探索に意欲を燃やしています。観察力、感受性をマックスにして町歩きをしながら、さいたま市の魅力や特徴を発信して参ります。

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