【高岡市】大切な人と一緒に過ごしたいなら、奈良時代からここが鉄板! 雨晴海岸を散歩してきました。
最近お気に入りの場所があります。以前は観光地や、デートスポットというイメージで、子育てをするようになってから遠のいていました。小学生の子どもたちとふらっと晴れた日に雨晴海岸をお散歩してみてからすっかりハマってしまい、最近では週一位で散歩しています。まるで絵画のような風景と、気持ちのいい潮風が待っていますよ。
海岸から車道を見渡すと、並行して走るJR氷見線が見えますよ。みなさん、列車が通るのを待ちに待っていました!レトロな電車が青い空と青い海に映える、列車ファンならずとも見入ってしまいます。踏切近くには義経岩があります。
松尾芭蕉だけでなく、大伴家持もこの景色に感動して、句を詠んだことでも有名です。難しい漢字が並びますね。えーっと、よ…読めません。
馬並(な)めて いざ打ち行(ゆ)かな 渋谿(しぶたに)の 清き磯廻(いそみ)に 寄する波見に
だそうです。ふーむなるほど! 家持は雨晴海岸を宴の2次会のスポットにしていたんですね。「もうちょっと一緒にいたいな」の延長ステージとして訪れるのに最高なのは、奈良時代という、気の遠くなるような昔から確立されていたということにキュンが溢れてしまいます。
天気の良い日には観光客の方もたくさん来られています。観光バスも入れ替わり立ち替わり来ていました。平日夕方とあって、年配のご夫婦がまったりデートを楽しんでおられますよ。
流木さえも絵になりますね。ここに座って地平線の奥に見える能登半島を眺める方もおられましたよ。
この日は天候は良好でしたが立山連峰は見られず。こればかりは運ですが、見られなくても十分いい場所なんです! ぜひ訪れて見てくださいね!