【西ノ島町】突然現れる後醍醐天皇ゆかりの地「御腰掛の石」
島根県沖60kmに浮かぶ隠岐諸島。
ユネスコ世界ジオパークに認定された雄大な自然だけでなく、独自の文化と歴史が色濃く残るこの隠岐諸島には数々の歴史上の人物が島流しにされた歴史があります。
隠岐諸島の中の西ノ島(にしのしま)にも同様に歴史上の人物が流された歴史があります。
それが後醍醐天皇(1332年配流)です。
後醍醐天皇は島流しとなり隠岐諸島の西ノ島に訪れます。
そのため西ノ島は後醍醐天皇のゆかりの地としてさまざまな名所があります。
そんな後醍醐天皇の名所を目指し今回訪れたのは、「御腰掛の石」です。
名所である御腰掛の石は、住宅街の中に突然現れます。
民家が並ぶ細い道路沿いに看板があります。
そして看板の矢印の指す方向を見ると、明らかに民家の方面へ。
そのままどしどし進みます。
明らかに民家の庭なので、他から見たら不審者に間違われないかドキドキしてしまいます。
そして辿り着いたのがこちら。
民家の裏にある少し広がった場所にある石が、御腰掛の石です。
この石の伝承がこちらです。
厳重な監視から逃れて、この地に御待船の間後休息あそばされたと伝えられる恩腰掛けの石である。
後醍醐天皇の決死の行動の先で休まれたのがこの石だったんですね〜!
まさかのまさかで教科書にも出るような歴史上の人物の足跡をこんなに近く感じるとは思っても見ませんでした♪
夏の隠岐諸島は観光にもってこいです。
観光ついでに是非見かけたら立ち寄ってみてもいいかもしれないですね♪
御腰掛の石
場所:〒684-0303 島根県隠岐郡西ノ島町美田