【人をその気にさせる質問3選】「なんでこんなことができないの?」をうまく言い換えると…
こんにちは、読書家・はるママです。
今回は、人をその気にさせる質問を3つ、ご紹介します。
質問には、思考を強制する力があります。否定的な質問をすれば、相手は否定的に考え、肯定的な質問をすれば肯定的に考えるのです。
人をその気にさせるためには、ポジティブに考えてもらうことが大切。大抵の質問は、ネガティブからポジティブに言い換えることができるんですよ。
早速「なんでこんなことができないの?」をうまく言い換えてみましょう。
1.どうしたらできるようになる?
人に何かを教えているときや、育てようとしているときに、「なんでこんなことができないの?」と言いたくなるときもありますよね。
だけどコレを口に出してしまうと、相手はその気になるどころか、やる気をなくしてしまうでしょう。
実は、「なんでこんなことができないの?」という質問には、「あなたならできるはず!」という価値観が潜んでいます。だからこそ、できるように思考するポジティブな質問に言い換えることが重要なんです!例えば、こんなふうに。
「どうしたらできるようになる?」
「できるようになるために、手伝えることはある?」
「いつごろだったらできるかな?」
「誰とならできると思う?」
「どこでだったらできるかな?」
全ての質問に「できる」という言葉が入っていますね。これらの質問をされると「できる」方向に思考が動き出すのです。
2.何を変えたらいいかな?
ところであなたは、「どうして私ばっかり、こんなひどい目にあうの?」といったネガティブな質問を自分にしていませんか?
誰だって、つらいときに一度くらいしたことがあるのでは…と思います。この質問の困ったところは、自分が被害者だと思い込んでしまっているため、自分から何かしようという気がおこらないところです。
では、自分をその気にさせる質問に、言い換えてみましょう。
「本当は、ひどい目じゃなくて、いいことなのかもよ?」
「この苦難を乗り越えるには、どうしたらいい?」
「ひどい目にあわないために、私の何を変えたらいいかな?」
考え方をクルッとひっくり返してみるか、行動を動機づけるような問いかけにするのがポイントです。
3.尊敬する人だったらどう考える?
「なんでマイナスにしか考えられないの?」
この質問、ネガティブ思考強めの私は、実際に何度か言われたことがあります。
「なんでマイナスにしか考えられないの?」という問いかけには、「プラスに考えるべき」という価値観が潜んでいます。これに対してネガティブさんが思うことといえば、「どうしてそんなにポジティブなの?」です。ええ、全くその気になってませんね(笑)
マイナスにしか考えられなくて一番困ってるのは、実は本人です。その思考から抜け出すきっかけになる質問に、言い換えることが大切ですね。例えば、こんな感じ。
「どこを変えたら、結果が良くなると思う?」
「あなたが尊敬する人、偉人や著名人だったら、どう考えるかな?」
否定的な質問で、ネガティブさんを追い詰めないようにしていただけると助かります。
まとめ
人をその気にさせる質問は、「どうしたらできるようになる?」「何を変えたらいいかな?」「尊敬する人だったらどう考える?」の3つでした。
否定的な質問で行き詰まったときには、ぜひ肯定的な質問に言い換えてみてくださいね。
私はこのことを、谷原誠さんの著書【「いい質問」が人を動かす】を読んで学びました。今回ご紹介した他にも、すぐに使いたくなる「いい質問」が満載です。もっと詳しく知りたい方は、是非お手に取ってご覧ください。
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【参考文献】
「いい質問」が人を動かす
谷原誠・著 文響社
この本に出会えたこと、感謝しています