Yahoo!ニュース

なぜ発売前に「少年ジャンプ」の「早バレ」ができた? 捜査の焦点は #専門家のまとめ

前田恒彦元特捜部主任検事
(写真:イメージマート)

発売日の5日前に「週刊少年ジャンプ」を入手し、連載漫画の最新エピソードを撮影したほか、インターネットの海賊版サイトで公開したとして、外国籍の男2人が逮捕されました。著作権法違反の容疑であり、最高で懲役10年、罰金も1000万円以下と重い犯罪です。捜査の焦点は、こうした「早バレ」が可能な仕組みを解明した上で、不法に得た収益を特定し、はく奪することです。参考となる記事をまとめました。

サイトにアップされた漫画は日本語版だけでなく他の言語にも翻訳されており、数時間で100万回以上閲覧されたものも

正式な発売日は月曜だが、大量の発行部数を全国に一気に配送するのは難しく、地域によっては早く入荷、販売される書店もある

警察は東京都内の卸売店から発売日前の雑誌を入手していたとみて、捜査を進めている

「早バレは、SNSなどを通じた拡散を伴い、発売日を待つ読者の楽しみを奪う」「逮捕は問題解決に向けた大きな前進」と集英社

元特捜部主任検事

1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。

元特捜部主任検事の被疑者ノート

税込1,100円/月初月無料投稿頻度:月3回程度(不定期)

15年間の現職中、特捜部に所属すること9年。重要供述を引き出す「割り屋」として数々の著名事件で関係者の取調べを担当し、捜査を取りまとめる主任検事を務めた。のみならず、逆に自ら取調べを受け、訴追され、服役し、証人として証言するといった特異な経験もした。証拠改ざん事件による電撃逮捕から5年。当時連日記載していた日誌に基づき、捜査や刑事裁判、拘置所や刑務所の裏の裏を独自の視点でリアルに示す。

※すでに購入済みの方はログインしてください。

※ご購入や初月無料の適用には条件がございます。購入についての注意事項を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。

前田恒彦の最近の記事