【東大阪市】静かな池と一緒に生駒の山奥に紅葉の隠れスポット。
今回は、生駒山の標高500メートルを超えてみたいと思います。奈良県にかなり近づいた先に、「銀樟広場」という場所があります。人も少なくゆったりとベンチに座って紅葉を楽しめる紅葉スポットです。
どのコースからでも大丈夫ですので、とにかく「森のレストハウス」を目指してください。休憩所のすぐ近くに、「万葉の路順路」と書かれた目印があるので、そこを入っていきます。
「万葉の路」を入っていくと、大原山の山道にたどり着き、山茶花がたくさん咲いている通りに出ます。ここまでくると「銀樟広場」の広場は間も無くです。それにしても、山茶花に囲まれ、地面にはイチョウの葉が敷き詰められている秋の景色は最高です。なかなか見ることができない風景ではないでしょうか。
道なりに進んでいくと、「銀樟広場」に到着です。ここは標高526メートル!奈良県との県境も見えてきました。遠目に見てもたくさんのもみじの木が色づいており、紅葉が楽しみです。
「銀樟広場」には、たくさんのベンチが設置されており、ゆったりと座って紅葉を観察することができます。もみじの木も真っ赤に染まっており、ステージに立つ紅葉の姿のような感じでした。木の下には、たくさんのもみじの葉っぱが落ちており、地面いっぱいに真っ赤に染まっています。ここまで登るのは大変ですが、人もほとんどいないので、静かにゆっくりと過ごすことができました。
「銀樟広場」のすぐ横に、通り抜けできる道があります。ここを抜けると「銀樟池」があります。
池はすごく静かな空間です。時間が過ぎていくのを忘れてしまう感覚になります。時々ふなや金魚の姿も見えて、なんだかほっこりしますね。河内国は歴史が古く、人々は水害に悩まされながらも水と共存してきました。その名残のため池が生駒山麓周辺の地域にはたくさん残されているそうです。ここもその1つなのかもしれませんね。
川の流れとは違い、ゆったりとした水の動きと、綺麗な紅葉を楽しめる「銀樟広場」。生駒山の紅葉は今がピークなので、ぜひこの場所でゆっくり紅葉を楽しんでみてはいかがでしょう。
銀樟広場
【住所】大阪府東大阪市上四条町
【アクセス】近鉄奈良線「額田駅」もしくは「枚岡駅」から生駒山に入り、「森のレストハウス」。「万葉の路」をたどった先にあります。駅から徒歩約60分程度。