【南アルプス市】新蕎麦始まりました!〜香りと旨みが鼻から口へいっぱいに広がります〜
普段はお昼時に寄ることが多い、南アルプス市東南湖の乙蕎麦さん。先日SNSで、待望の新蕎麦開始のお知らせがあったので、ウキウキでお邪魔してきました。
夜の来店は久しぶりです。
新蕎麦って最近記事にしてなかった?と思われる方もいらっしゃると思いますが、前回の記事は北海道産の新蕎麦で、味というよりも一足早い季節を感じる趣向でした。
今回は長野県産の秋の新蕎麦になります。小さな幟が可愛らしい。
新蕎麦の時期に限らず、乙蕎麦さんは開店時間に合わせて来店された方が良いです。人気店なので、あっという間に客席埋まってしまいます。蕎麦も売り切れたら閉店なので注意が必要です。
今回は「せいろ」と「天ぷら(3品)」を注文。
待っていました新蕎麦のせいろ。口に入れた瞬間に鼻から強い香りが抜け、舌には濃い風味を感じることができました。これは北海道産の新蕎麦とは別物です。もちろん北海道産も美味しく感じましたが、長野県産の新蕎麦はひと回り違う印象でした。
夜なので?天ぷらも頼みました。一見地味ですが、エビはぷりぷりで旨味ぎっしり。カボチャも他のお店で食べるものより倍は厚さがありそう。一番好きなピーマンもしっかり味があって美味いことったら。幸せ感じました。
最後に締めの蕎麦湯。これがまた新蕎麦の旨味が凝縮したような「湯」と言うよりも「スープ」と表現したくなるくらいに美味しかったです。拘りの本枯節のつゆとの相性も抜群でした。
新蕎麦は年内から年明けくらいまでは楽しめるようです。決して急ぐ必要はありませんが、旬の食材から季節を感じる機会が希薄になってきている昨今、あえて流行りに乗るように新蕎麦を手繰ってみるのも悪くないのではないでしょうか?