仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

皆さん「食堂」と聞くと、どんなイメージが頭の中に浮かんできますか？　デパートや百貨店の上階にある食堂、学校の食堂、社員食堂…。ラーメン店やお寿司屋さんのようなメニューが絞られているお店よりもメニューが豊富。そして、どこかちょっと懐かしいような気持ちになったりしませんか？

「あそこの食堂、昔家族でよく食べに行ったよなぁ」「部活帰りは、いつもあの食堂でお腹いっぱいになるまで食べたなぁ」「あの食堂のおばちゃんに、よく野菜食べなさいって叱られたっけ」などなど。

食堂って、そんなちょっとノスタルジックな気持ちになってしまう、温かくて素敵な場所だと思うんです。

そんな食堂。若林区に「落ち着ける懐かしい感じの食堂がある。しかもコスパ抜群らしい」という噂を聞きました。これは早速確認せねば…

到着しました！　こちらが若林区の海側六郷エリア、仙台市立六郷中学校の真向かいにある「井土浜や食堂」さんです。

うどん、ラーメン、中華飯と書かれた暖簾（のれん）。昔ながらのレトロ感ある入口です。もう暖簾と外観だけで、ちょっとノスタルジックな気持ちに…。

もちろん、暖簾に電話番号が書いてありますから、出前にも対応しているようでした。写真撮影時にも出前の車が出入りしていましたよ。

こちらが店内の様子。まさに昔ながらの食堂といった雰囲気です。ちょうどお昼時の訪問だったためか、仕事中のランチで来ている人たちで奥のお座敷席まで賑わっていました。

こちらがメニュー表。中華類、飯類、うどん・そば類、単品メニューやスープなどのその他。まさに「その日食べたいものが食べられる」食堂です。そうそう。食堂って、このメニューの豊富さが魅力なんですよね。

えっ！？　ら、ラーメン（しょうゆ）が500円！　物価の値上げが続いている中で、ありがたすぎる価格設定。これは気になりますね。

気になるラーメン（しょうゆ）を注文！　…しましたが、ラーメンのあまりのリーズナブルさに、ついつい小チャーハンも注文。勝手に半チャンラーメンセットにするというワンパク注文を発動させてしまいました。

しかし、このラーメン（しょうゆ）が500円とは驚きです。見て下さいよ、この具沢山っぷりを…。

食べてみると、あっさりめの醤油スープにザ・中華麺といった感じの中細麺。そしてしっかりと噛むほどに「肉」感を感じられるチャーシュー。正統派な昔ながらの醤油ラーメン。味わってみても、このラーメンが500円なのか…と驚いてしまう程の美味しさでした！

そしてチャーハン。浜の食堂ということもあってか、上に海老がトッピングされている小チャーハンです。

卵のこげ具合、少しモッチリした感じが残っている炒めご飯。中華料理屋さんのチャーハンというより、油分抑えめのまさに食堂のチャーハンといった味わいでした。ラーメンの良い相棒となってくれる美味しいチャーハンでした。

「食堂ってこういう素敵な所だったよな」と感じさせてくれた「井土浜や食堂」さん。その落ち着いたお店の雰囲気にも、コスパの良さにも大満足できました！　皆さんも「食堂」を味わってみてはいかがでしょうか。

●井土浜や食堂●

〒984-0835 宮城県仙台市若林区今泉１丁目１８−２８