【東大阪市】紙芝居で見る東大阪市の歴史。
江戸時代、庄屋を務めた旧家の暮らしを現代に伝える「旧河澄家」。今回は、東大阪市ゆかりの人物に関する人物を、紙芝居で紹介している展示会が開催されているとのことで見に行ってきました。
「旧河澄家」は、近鉄奈良線「石切駅」から、北西へ向かい、日下新池を過ぎたところにあります。江戸時代の暮らしを伝える東大阪市の指定文化財です。河内の国の歴史や人々の暮らしを伝えるための展示会も沢山行われます。
主屋に入ってみると、企画展示「郷土の人々 紙芝居画展」が行われていました。神武天皇や雄略天皇と若日下部王、楠木正行に関するお話が展示されています。
まずは、日本の最初の天皇とされている神武天皇に関するお話「神武東征記」です。河内地域と神武天皇が深い関わりがあったことに驚きです。
神武天皇が九州から中国地方を経て、この地域で戦をし、国を治めていった様子がよくわかります。
続いて、雄略天皇と若日下部王についてのお話です。日本を平和に統治していくため、その奮闘の様子が描かれています。日本を治めることがどれだけ大変だったか、改めて知ることができました。
最後は、ご当地キャラ「楠木正行」です!四条畷の戦いの様子が展示されています。勝ち目のない戦いに挑む人の気持ちはどのようなものなのかなと考えながら見ていました。ひたすら敵大将の首を目指して突き進む様子に感動しました。
この展示は9月25日までやっているとのこと。入場も無料なので、ぜひ一度見学に来てみてください。ちなみに写真撮影もOKとのことでした。
旧河澄家
【住所】大阪府東大阪市日下町7丁目6番39号
【アクセス】近鉄奈良線「石切駅」より、北西へ徒歩20分程度
【開館時間】午前9時30分~午後4時30分
【休館日】月曜日(祝日の場合は翌日) 12月29日~1月3日
【お問合せ】072-984-1640