CONNECTで米国株投資「ひな株USA」がスタート。固定時間での取引が特徴、コストは高め
StockPointでもおなじみの証券会社「CONNECT」が新サービス(商品)として米国株取引(ひな株)をスタートします。
1株(1口)単位で米国株や米国ETFに投資ができるサービスです。そもそも米国株は1株取引できるやん……という話は置いておいて、最大の特徴は日本の取引時間中に固定価格で取引ができるという点が魅力といえます。
美味しいような微妙なようなそんなサービス。PayPayボーナス運用と組み合わせたら面白いかもしれません。
米国株に固定価格で取引ができる、ひな株USA
ということになっており、米市場がクローズしている状況でも米国株を売買することができます。固定価格というところがミソですね。株価だけでなく為替レートも固定です。
固定価格ということは米国市場が終了した後で先物価格が大きく上昇したような場合なら有利に買えるということになりますね。取引コストはスプレッドで通常0.7%(最大で1.5%)となっており、為替レートに対しては片道30銭(最大50銭)となるそうです。
つまり、最大往復3%+為替コスト往復1円となるわけです。
米国株取引が可能な証券会社(他社)と比較
マネックス証券
片道0.45%(最大20ドル)+為替手数料無料(売却時25銭)
SBI証券
片道0.45%(最大20ドル)+為替手数料片道4銭(住信SBIネット銀行経由)
このようになっています。これらと比較してしまうと、CONNECTのひな株USAの手数料は高めだといわざるを得ないですね。
まあ、時間外の価格変動リスクをCONNECT側は負うことになりますので、その分をコストとして転嫁しているのだといえそうです。
日本時間中に相場が大きく動いた日は面白いかも
手数料はやや高めですが、日本時間の昼に前日の米国株の終値で取引できるという点は魅力として働く場合があります。
それは米国株の取引時間終了後に相場が大きく上昇するようなケースですね。
たとえば前日のある米国株の終値が100ドルだとして、それが日本時間中に105ドルに上昇するような場合でも、100ドルで購入することができるわけです。
その時間中は取引が行われていないわけなので正確な株価を知ることはできませんが、米国株全体の株価の動向を見る米国株先物(NYダウ先物、S&P500先物、ナスダック100先物)はひな株USAの取引時間(日本時間9時~17時)でも確認することができます。
手数料はCONNECTのひな株USAのページ上で確認できますので、それを上回るような変動が起こった日にはチャンスだといえるかもしれません。
※当然ですが日本時間で大きく先物が上昇したからといって、米国時間でも上昇することが保証されているわけではありません。
なお、CONNECT(証券会社)が提供しているサービスやポイント運用サービス「CONNECT for StockPoint」については以下の記事でも詳しく紹介しています。
参考:CONNECT(コネクト)を実際に試した口コミ!小額投資やポイント運用、IPO投資も魅力
筆者について
しょうこちゃん(@showchan82)
ポイ活(ポイント活動)をしながら、それを投資に回すポイ活投資を実践しているポイント投資家。ポイ活というとお特に買い物をする、というイメージが強いかもしれませんが、それだけではなく、貯金や資産運用(資産形成)にも強く役立てることができるんです。ポイントを利用したお得な貯金のやり方や投資術などを実際に自分自身で試しながら日々研究しています。
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