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【八王子市】大型連休直前の八王子バイパスで倒木。全線通行止めにより、深夜にかけ一般道も大渋滞

八王子!地域ニュースサイト号外NETライター(八王子市)

大型連休直前の2024年4月26日の夕方5時30分ごろ、八王子バイパスに大きな木が倒れ込み、橋本方面に向かう上り線を覆い尽くしてしまいました。

国道16号八王子バイパス上り(横浜方面)中谷戸 IC 付近で、民地の樹木が道路上に倒れ、上り車線の通行止めを行っていましたが、4月26日、20時40分に横浜方面の交通を2車線のうち1車線を解放しました。
現在、全面復旧に向け樹木の撤去作業を行っております。(令和6年4月26日国土交通省関東地方整備局相武国道事務所第1報)

通行規制区間

■国道16号八王子バイパス

打越 ICから相原 IC(上り橋本・横浜方面)

全面復旧

■4月27日0時00分に全面解除となりました。

国土交通省関東地方整備局相武国道事務所第2報はこちら

隣接する民有地から倒れてきた木は、葉が青々と生い茂る元気そうな大木です。

26日午後8時ごろになっても、国道16号八王子バイパスは打越(北野駅付近)を先頭に左入町まで渋滞表示が出ていて、いつもは20分ほどで帰れるのに裏道を通っても2時間かかった方もいたそうです。

倒れた木は根本から何本にも枝分かれしていて、倒れた拍子に折れたのか、裂けた樹皮から木部がパックリと見えていました。

八王子バイパスは、八王子市宇津木町(左入橋交差点)から相模原市緑区橋本へ至る国道16号のバイパスです。

1985年(昭和60年)に全線均一料金の有料道路として運用が開始され、2015年(平成27年)に償還完了により無料化されました。(2015年当時は普通車260円)

管理も中日本高速道路から国土交通省関東地方整備局相武国道事務所に移管した道路です。

山を切り崩し造られた八王子バイパスは40年近く時を経た現在、法面が弱くなっているのか昨年は台風の大雨で大規模な土砂崩れが起きました。

下は2023年6月に起きた八王子バイパス土砂崩れの工事(7月)の様子です。

この災害は、2023年6月3日台風2号に伴う降雨により午前1時頃、町田市相原町の国道16号八王子バイパスでのり面の土砂が幅約100メートルにわたって崩れ、道路をふさぎました。

現場付近を通行していたトラックの40歳代男性が病院に搬送され、八王子市の鑓水北交差点と町田市の坂下交差点の間が全面通行止めとなりました。

緊急の復旧工事のおかげで、ようやく6月5日になって一部通行止めが解除されるという大規模な土砂崩れでした。

本復旧工事は2024年3月1日から2025年3月まで1年がかり。

本復旧工事による通行止め区間は国道16号八王子バイパス鑓水ICから坂下交差点間(下り線オンランプのみ)という大工事も現在行われています。

(オンランプとは、主にインター入り口の傾斜部のこと)

画像提供:国土交通省 道路局 企画課
画像提供:国土交通省 道路局 企画課

八王子バイパスに限らず、道路を通行中に異常を発見したら電話なら#9910(24時間受付・無料通話)、ラインなら上の画像のQRコードから友達追加をして連絡してください。ライン友達はこちらからも追加できます。

今回の倒木は緊急復旧工事のおかげで早期に全線開通がかないました。

渋滞や通行止めに遭遇するとつい怒りをむけてしまいがちですが、昼夜問わず、いつも道路を守ってくれる方々に感謝したいですね。

国土交通省相武国道事務所

東京都八王子市大和田町4丁目3−13

地域ニュースサイト号外NETライター(八王子市)

八王子のことなら、何でも知りたい・見たい・楽しみたい!そんな気持ちで毎日取材中!生まれも育ちも八王子です。

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