【泉佐野市】『コストコ』オープンに200人超えの長蛇の列が…。業界初の驚きのサービスや地域最安値品も
「羽倉崎にコストコが出来るらしいよ!」
そんな会話をいろんなところで耳にした数週間。
待ってました! とはやる気持ちを抑えきれずにオープン日に出かけたら、お店はこんなことになっていました。
予想以上の200人超えの長蛇の列はうれしい誤算だったよう。(15分遅れの開店にお詫びをするスタッフの姿も)
やはり、そうか…。
9月30日(土)、無人販売・年中無休・24時間営業の「コストバリューマーケット羽倉崎店」(Googleマップ参照)がオープンしました!
「コストバリューマーケット羽倉崎店」のインスタのコメント欄はオープン前から大賑わいで、商品をリクエストする声が殺到。
『コストコ』と言っても、あの倉庫のような『大きいコストコ』ではなく、『ミニコストコ』。そう、今、全国で展開を見せている“小分け再販店”がわたしたちの街にもやってきたのです! それも “24時間営業” というからうれしすぎます。
『コストコ再販店』とは
『コストコ再販店』って一体何なの? と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれないので、ここでサクッと説明を。
『コストコ再販店』とは、会員登録なしで気軽にコストコの人気商品が買えるお店のこと。大容量の『コストコ』アイテムが *“小分け販売” されているから 人気商品を気軽に買うことができるんです。
*一部、小分けされていない商品もあります。
“小分け販売” によるコストアップは否めませんが、移動時間とコスト、年会費分を差し引いたら、トータル的には大きく変わらないとの声も。
何より、少し食べたい時に(24時間)いつでも買えるのが、コンビニみたいで超便利。それも厳選された “美味しいもの” ばかりが並んでいるのですから利用しない手はありませんよね。
今日ばかりは特別にオープン前に店内の商品をチェックさせていただきました。
混雑により撮影困難の恐れがある…という理由です。あしからず。
店内の様子と商品
思っていたよりこぢんまりとした店内は、約20坪ほどのスペース。
それでも商品数はかなりのもの。オープンに向けてスタッフの方が慌ただしく準備をされていました。今日は店頭に300商品ほど並ぶ予定だそうです。
店内入って右手スペースは「お菓子コーナー」。
人気の「リンドールチョコ」のアソートコーナー。
お好きなフレーバー15コ 1000円(税別)。
*以下、すべて料金税別
その向かいは「青果コーナー」。
新鮮な果物がこんもり盛られています!
このシリーズ美味しいですよね!
「CJ BIBIGO 韓飯チヂミの素」2人前×2袋 676円、「CJ BIBIGO ビビンバの素」 2人前×4袋 1221円。
みんな大好き「SPAM」もありますよ~。
「東遠 リチャム」340g 440円、「ホーメル スパムランチョンミートレスソルト」340g 546円。
インスタのコメント欄で人気の高かった「オーガニックパンケーキミックス」325g×3 1250円。
コストコ商品は“オーガニック系”も多く取り扱っていて、小さな子どものいるご家庭や、健康を気遣う方に人気です。何より、“オーガニック系”は、なんの雑味もなく美味しいですよね。
こちらもリクエストの多かった人気の「オーガニックルイボスティー」。
昔は治療目的として飲まれていたという「ルイボスティー」。
健康志向の方におススメです。
「冷蔵コーナー」の横にも人気商品を見つけましたよ! 「北海じゃがバター」と「アボカド」。我が家もよく購入します。『コストコ』の「アボカド」って食べ頃のものも多く、肉厚で美味しいですよね~。
そして、そして…
じゃん! 待ってました! という声が聴こえてきそうな「プルコギビーフ」。
言わずと知れた大人気商品です。
“500g入り 1490円”と“200g入り 596円”が用意されていて、あ~、もう大容量の「プルコギビーフ」をラップに小分けして冷凍しなくていいのか~…と思うと感慨深いものがあります 笑。
みなさんも経験があるかもしれませんが、『コストコ』に朝から行く日って、午後から小分け作業のために半日空けていたりしませんか? ラップやジップロックも買い足したりして…(我が家の場合)。気合がいるんです、『コストコ』に行くには。
そんな労力とは、もうおさらばです。現代人は忙しいのですから。
「冷蔵コーナー」には、他にも「シーフードアヒージョ」や「トリプルチーズタルト1/6」など、帰宅後、手間なしで食べられる ありがたい人気商品が充実していました。
残念ながら取材時は、まだ店頭に並んでいませんでしたが「アトランティックサーモン1/4」も週末限定で販売予定とのこと。
希望の商品がある場合、スタッフの方に声を掛けてみると良いかもしれません。
さらに、店内奥には「冷凍コーナー」がありました。
「生餃子」や「チーズダッカルビ」、人気の「さくらどり」シリーズや「かねふく辛子明太ばらこ」など、おそらくみなさんが一度は目にしたことがあるような人気商品がズラリと並んでいます。
中には、こんな珍しい商品も。
南大阪では「コストバリューマーケット」でしか買えない “高級店クオリティー” さながらのユッケに鹿児島県産 黒毛和牛が追加されたそう。
これ、晩酌のお供に最高じゃないですか?
こちらは、スーパーでもよく見かける人気メーカーの日用品やコストコオリジナルの日用品コーナーです。
人気メーカーの日用品の中には「地域最安値」をうたう商品も。
これは、安いですよ! とおススメされた「花王キュキュット クリア除菌」1500ml 620円。手の届き辛い水筒のお手入れに「キュキュット」は便利ですよね。
厚手で使いやすいと好評の「RICO 赤ちゃん用おしりふき」や「OXI CLEAN」、「トイレットペーパー」やクオリティーの高さに定評がある「ペーパータオル」「ショップタオル」など、ありとあらゆる日用品が揃っています。
他にも、人気の「チーズ」や「OIKOS(オイコス)」、「ロティサリーチキン」はなんと冷蔵で販売されていましたよ!
予想以上の商品量ですべてをご紹介できませんが、他にも人気の「パン」や「ベーグル」、「オーガニックパスタ」など、ほしい商品が盛りだくさん。
“無人販売” 時にはAIで対話できるシステムに
“無人販売”と聞いていましたが、取材日は多くのスタッフの方がいらっしゃいました。今後の対応について運営会社「株式会社CLINO」(本社 阪南市)の 栗野 将人(くりの まさと)さんにお話を伺いました。
「10月いっぱいは、数人のスタッフを常駐させて見守っていきたいと考えています。わからないことがあればいつでもお尋ねくださいね。深夜は一部の時間帯は無人になることもあるかもしれませんがご理解ください。11月以降の対応については未定ですが、無人の店舗となった場合でもAIで対話(質問など)できるシステムを設置し、お客様にはご不便のないよう努めてまいります」。
“AIで対話できるシステム”とは驚きです。実は、「株式会社CLINO」はWEB製作などを手掛けるプログラムの企画・設計などをおこなう会社、いわばシステム開発のプロ。なるほど、どうりでいち早く最新の設備を取り入れた“無人販売店” を実現できるわけですね。
業界初の「LINE@」を活用した驚きのサービス
さらに、「コストバリューマーケット羽倉崎店」では、業界初の「LINE@」を活用した*お取り寄せ店頭販売も実施。
「コストバリューマーケット羽倉崎店」の公式ホームページ(外部リンク)からLINEのお友達登録をして、メッセージでほしい商品をリクエストすると、店舗で商品を受け取ることができる驚きのサービスです。
*詳細は、公式インスタグラム(外部)要確認
「オープン後しばらくは、すべてのリクエストに応えることは難しいかもしれませんが、出来るだけご要望にお応えできるよう努力していきます。商品は、週替わり、月替わりで入れ替えをしていき、飽きのこない店づくりを目指します。今やコンビニがないと困るように『コストバリューマーケット』がないと困る、と言ってもらえるような店にしていきたい」。
栗野さんとお話をして感じたことは、「地域のみなさんと一緒にお店をつくっていきたい、街を盛り上げていきたい」という熱い想い。オープン前の忙しい時期にも関わらずSNSのコメントに一つ一つ丁寧に返信している様子がとても印象的でした(返信がすべて行き届いていなくてすみません、と栗野さん)。
購入方法
購入方法は簡単。今時 珍しくない 商品についているバーコードを読み取り精算するシステムです。
レジは1台しかないので、混雑時は待ち時間が生じることもあります。
“24時間営業”なのでお客さんが分散されることに期待しましょう。
「お役立ち情報」(おまけ)
ここで、お役立ち情報のお知らせです。
「コストバリューマーケット羽倉崎店」には駐車場がありません。インスタでも多くの方が気にしていた “駐車場問題”。近隣に安く停められる駐車場がありましたのでその一部をご紹介します。
「ララパーキング羽倉崎」(Googleマップ参照) 13台
(8:00~22:00 ) 60分/100円
(22:00~8:00)120分/100円
24時間最大 400円(*最大料金は 24時間毎にくり返しの適用になります)
「タイムズ羽倉崎駅前 第3」(Googleマップ参照) 16台
(7:00~24:00) 30分/100円
(24:00~7:00) 60分/100円
24時間最大 400円(*最大料金は 24時間毎にくり返しの適用になります)
「駅前パーキング」(Googleマップ参照) 14台
2時間/ 100円
24時間最大 400円(*最大料金は 24時間毎にくり返しの適用になります)
*詳細は駐車場に掲示している看板をご確認ください。
どの駐車場も安く、「ララパーキング羽倉崎」は店舗のすぐ目の前。
「タイムズ羽倉崎駅前 第3」と「駅前パーキング」も歩いて1、2分のところにあるので、大きな荷物を抱えてお店を出てきても安心です。
オープン情報とあって、駆け足でご紹介しましたが気になる商品はありましたか?
今回の取材で感じたことは、『大きなコストコ』と『ミニコストコ』、どちらも上手に活用すればよいのでは? ということ。家庭で大量消費するものは月に一度『大きなコストコ』で。日々ちょこちょこ食べたい、ちょっとだけアレほしいなどの「コストコ欲」は、『ミニコストコ』が満たしてくれそうです。
家庭の事情でなかなか遠くまで足を運ぶことが出来ない人にとっても近いって最高じゃないですか?
今後は、2023年12月初旬に「樽井店」が、2024年秋に「尾崎倉庫店」がオープンする予定。さらに和歌山県や奈良県など、関西各地に出店を計画中とのこと。一店舗集中による混雑を回避するためにも、コンビニのように各市に展開していきたい、と話されます。
まさか、わたしたちの街に『コストコ』が来るなんて思ってもみませんでした。
反響の大きさは、地域のみなさんの喜びの表れ。「暮らしがより便利に快適になるよ!」
そんな明るい声が聴こえてきそうです。