【保育士が見てきた】表情が豊かな子どもたちに共通する3つの特徴
子育てに奮闘中の全国のママさん、今日も子育てお疲れ様です。
保育士歴19年目、ママさんの子育てがちょっぴり楽になる方法を発信をしているちあき先生です。
個人差はあれど、子どもはみんな表情豊か。その中でもとびっきり表情豊かな子がいます。
今回はそんな「表情が豊かな子どもたちに共通する特徴」についてお伝えしていきます。
表情が豊かな子どもたちに共通する3つの特徴
1、パパやママが表現豊か
2、実体験をたくさん経験している
3、どんな表情でも認めてもらえている
1、パパやママが表現豊か
1番身近なパパやママが表現豊かであれば、子どもも表現豊かになります。
“私は表現するのが苦手なんだよなぁ..〟という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ちょっと意識するだけで誰でもできるようになります。
意識することは何かと言うと、「そのシーンごとにママの素直な喜怒哀楽の表情を子どもに伝える」ということです。
- 子どもがいたずらをしたら怒った顔を
- 一緒に見ていたテレビで悲しい場面があったら悲しい顔を
- 子どもがお手伝いをしてくれたら嬉しい顔を
- びっくりしたら驚いた顔を
そんなママの表情を見ることで、子どもは学んでいきます。
“あぁ、こういう時はこんな表情をすればいいんだな〟と。
私たち保育士たちも初めからうまく出来たわけではありません。日々の積み重ねでだんだん表情豊かになっています。ママさん自身もぜひ表情をそのまま出す練習をしてみましょう。
2、実体験をたくさん経験している
表情豊かな子どもの中に〝1人でゲーム三昧〟という子どもは少なく、自らの手と足を使った実体験をしている子が多いです。
公園で遊んだり、動物に触れ合ったり、畑の中の野菜を収穫したり、お料理をしたり、五感を使った実体験は子どもの感性を豊かにさせます。
特に“海、川、山、森〟などの自然は、五感を刺激させて、人間が本来持っている野生の感のようなものを育まさせてくれます。
私も以前フィンランド へ行った時に森の中で木の丸太を投げるゲームをしたり、焚き火をしたり、木を抱きしめるワークしたことがありました。
自然の中で聞こえる鳥の声や葉っぱが揺れる音に耳を澄ませると、普段生きている中では体験できないような懐かしい感覚を覚えました。
このような実体験が表現の豊かさに繋がってくるのだと身をもって感じた経験があります。
3、どんな表情でも認めてもらえている
表情が豊かな子どもたちは、どんな表情でも受け入れ認められている印象です。
私たち大人もそうですよね。怖い上司の前では仮面をかぶってしまいがちですが、安心している人の前ではワガママでいられます。
子どもたちも一緒で、安心しているから表情豊かになれるのだと思います。
我が子に“表情豊かになってほしい〟と感じたら“まずは受け入れるところから〟スタートしてみてはいかがでしょうか。
表情が豊かになると人の気持ちもわかるようになる
表情が豊かになると、とてもいいことがあります。「人の気持ちもわかるようになること」です。これは、コミュニケーションにおいてとても重要な要素だと感じています。
人の気持ちがわかると、手を差し伸べることもできるし、見守ることもできます。つまり“相手が求めていることを提供することができる〟のです。
それができる人は、人との交流もどんどん豊かになり、きっと素敵な出会いやチャンスも増えていくでしょう。
まとめ
今回は「表情が豊かな子どもたちに共通する3つの特徴」についてお伝えしました。
子どもは基本的に感性豊かです。
その豊かな感性に助けられることも学ぶことも多くあります。その豊かな感性の芽を私たち大人がふみ潰さないように気をつけたいものです。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。