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【大津市】日本で唯一ここだけで食べられる「うなしゃぶ」の店に行ってきました

Sari地域情報発信クリエイター・エシカルコンシェルジュ(大津市)

こんにちは、Sariです!今回はグルメレポートです!

大津市中央にある「おゝ杉」さん。日本で唯一の「うなしゃぶ」が食べられるお店として、全国からお客さんが集まる人気のお店です。

そのお味は、まさに衝撃的でした!それでは詳しくレポートしていきます!

店内の様子とメニュー

おゝ杉さんがあるのは、大津市中央。大津駅から徒歩9分ほど、県庁のすぐそばにお店はあります。

予約のみの営業で、その予約がなかなかとれないお店として有名ですが、平日はまだ取りやすいとのこと。予約時に、メニューも決めてお伝えします。メニューは写真の通り。すべてコースとなっています。

店主の大杉さんはもともと京都のたん熊という京料理の店で修行し、独立して32年前に浜大津でうなしゃぶのお店を開かれ、現在のお店には19年前に移転されました。「うなしゃぶ」は店主さんが考案された、日本でもここでしか食べられない料理です。

店内はカウンターと座敷になっていて、2階もあり、計40席ほどあるそうです。

席にはお酒とソフトドリンクのメニューが。滋賀の地酒が沢山おいてありました。

その他各種お酒がひととおり揃っていますね。

手造りおちょこの販売も。なんでも店主の大杉さんは陶芸がご趣味だそうで、自作のおちょこを店内で販売されています。

信楽の土を使い、京都で焼いておられるとか。味のある可愛いおちょこが並んでいました。

ちょっとしたあてのメニューもありました。

食べてみました

今回いただいたのは、「合鴨の陶板焼きとうなぎしゃぶコース」(7500円税抜)

まずはお通しが出てきました。ニシン、ちりめんじゃこと海老、海老豆です。

とてもお酒に合う味付けで、特にちりめんじゃこと海老の一品がピリ辛で美味しかったです。

次にお刺身が出てきました!この時点でもう贅沢ですよね。ビワマスの昆布締めやスズキの昆布締めなど、珍しいものもありました。とても新鮮で美味しかったです。

冷酒を頼んだら、こんなかわいい酒器に入れて出してくださいました。まだまだコースの序盤ですが、すでにグイグイお酒が進みます。

次に合鴨が登場。熱々に温められていた陶板で、焼いていきます。

合鴨は陶板にくっつきやすいので、何回もひっくり返しながら焼いていきます。焼いていると赤い部分が浮き上がってくるので、それがなくなるまで焼きます。

焼き上がったら薬味でいただきます。私はレモンをしぼって山椒塩でいただくのが好みでした。赤身の上質なお肉といった食感で美味しかったです。ちなみに一緒に出されたお野菜が、お肉の脂を吸ってとても美味しかったです!特に油揚げはパリパリで驚きの美味しさだったことも記しておかねばなりません。

この時点でかなり満腹に近い状態でしたが、「みなさんそうおっしゃいますが、うなしゃぶはとても美味しくてペロリと食べられますよ」とお店の方。

いよいよメインのうなしゃぶの登場です。まずはたっぷりのお野菜が入った鍋が置かれます。

昆布と鰹のシンプルなダシだそうです。

そこへ、うなぎが登場。その時々で色んな産地の鮮度の良いものを仕入れて提供しているとのこと。その日は宮崎産のものでした。とても新鮮で、かつ丁寧な下処理がされているのが見て分かります。

野菜の上にうなぎを置いていきます。火加減はとろ火。強火で一気に火を通すと身が硬くなってしまうので、とろ火で、しかも野菜の上で、じわじわ火を通すのがコツだそうです。

出来上がりのサインは、このように箸で持ち上げた時にしっかりと折れ曲がった状態になること。曲がり方が甘いと、まだ食べ頃ではないそうです。この状態になるまで、けっこうじっくり時間をかけて火を通しました。

薬味はわさび醤油と自家製のポン酢で。わさびの置いてある器もご主人お手製のもので、味がありますよね。

「わさびは騙されたと思って、これでもかというくらい付けて食べてみてください」とお店の方。こわごわたっぷり付けて食べてみましたが、本当にちょうどいい!うなぎの脂がわさびをコーティングして、中和されるのです。

そしてもう口の中は天国!うなぎが甘くてトロットロなのです。口の中で溶ける感じ。わさびのほんのりした刺激がまたうなぎの甘味を引き立てていて、それまで満腹に近かったことなどすっかり忘れていくらでも食べてしまえそう。骨も全くありません。

自家製のポン酢もとっても美味しい。レシピは企業秘密だそうですが、半年間寝かせた特製のものだそう。わさび醤油とどちらも捨てがたい美味しさで、交互にいただいてエンドレスで食べられそうでした。

うなぎのダシがたっぷり出たお汁でクタクタに煮込まれたお野菜も、言うまでもなく絶品でした。

シメは鍋を一旦さげて、雑炊を作ってきてくださいます。もう美味しさは言わずもがな。たっぷり乗せられた海苔もいい仕事をしていて、サラサラと胃の中に入っていきました。

食後のデザートにアイスまで。もう幸せいっぱいのひとときでした。

まとめ

店主の大杉さんが考案された、日本でここでしか食べられない「うなしゃぶ」の「おゝ杉」さんのご紹介、いかがでしたでしょうか。

いや本当に、一度はみなさんに食べていただきたい。衝撃の美味しさをみなさんに味わっていただきたいです。

予約は金曜日、土曜日から埋まっていきますが、平日2名などなら比較的取りやすいとのことです。

ぜひ、足を運んでみてください!

お店の情報

[店名]おゝ杉
[住所]大津市中央3丁目4-30
[電話番号]077-526-3824
[営業時間]17:00~23:00(最終入店19:30)
[定休日]日曜日・祭日不定休
[駐車場]なし
[支払い方法]現金のみ
[SNS]Instagram
予約営業・予約は電話のみ受付

地域情報発信クリエイター・エシカルコンシェルジュ(大津市)

幼少から滋賀県大津市で育ち、二人の子供も大津で育て、子育て終了と共にこれからは多くの人に大津の魅力を伝えようと活動中。エシカルをライフワークに、こちらでは大津のエシカルなお店や人も紹介します。滋賀のローカルメディアLOMOREグルメライターの顔ももちます。グルメのInstagramアカウントは @sari_heart77 こちらもよろしくお願いします!

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