【広島市中区】絶品瀬戸内料理と美味しい地酒が堪能できるお店!流川の隠れ家的日本料理店で舌鼓
最近また増え始めているコロナ感染者数。
県内でも2,000人超えの日が続き、過去最多を繰り返している。
その影響か、平日だからなのか、流川の人通りもめっきり。
人通りの少ない通りを進み、平和大通りの近くまで行くと、目を惹くノスタルジックな外観。
平日にもかかわらず店内は賑わっていた。
店名は、「當巳」。
初見で読める人、ほんとにすごいと思う。
暖簾に読み仮名を書いてくれなければ、筆者は確実に「まさみ」と読むとはわからなかったはず・・・。
こちらは、瀬戸内の新鮮魚とそれに合う地酒が楽しめると人気のお店。
店内はカウンター8席と、座敷のみのこぢんまりした空間。
カウンターに着座し、目の前のショーケースには大きな牡蠣。
まずはお通し。
一品目から綺麗で上品。
どれもお酒によく合います。
ヤリイカ造り。
雲丹が添えられていてプチ贅沢な一皿。
ねっとりとした特有の食感に、噛むほどに広がる甘味。
細かく切り込みも入れられていて食べやすい。
殻付き生牡蠣。
この大きな身!
添えてあるレモンがやたら小さく見えるが、牡蠣が大きいだけ。
ぶりんぶりんで食べ応え抜群。
レモンの酸味とほんのり感じる磯の香りが見事にマッチして、口の中にじゅわっと旨味が広がる。
いつもはビールを3杯ほど続ける筆者だが、今日はどうにも我慢できず早々に日本酒へ。
おちょこがハート型でかわいい。
こういうユニークなところも愛される秘訣だろう。
続いてうなぎの蒲焼き。
絶妙な火入れでふっくらと焼き上げられている。
あぁ、日本酒とよく合う!
デザートには日本酒プリン。
しっかりと日本酒の味を感じるミルクベースのプリン。
大人のデザート、という言葉がぴったりだ。
どれを食べても丁寧で上品な美味さ。
一見コワモテの店主が2人で切り盛りされていて、入店したときは「厳格なお店なのかな・・」と感じたのも束の間、気さくで明るく話しかけてくださり、何とも心地のいい時間が過ごせました。
外は閑散としている中、平日にもかかわらず店内は一時満席。
数時間過ごしてみて、その理由が少し分かったような気がした。
今回、筆者は単品注文をしたが、飲み放題付きコース料理もあるそう。