【突然夜泣きが始まった】よく寝てくれる子だと思っていたのに…夜泣きが増える理由を解説
生後2か月ごろから夜まとめて寝るようになってくれた我が子ですが、最近夜泣きがすごいです。
毎晩泣くようになり、困惑しています。
眠りについては退化しているのでは…と感じてとても不安です。
解説してもらえると嬉しいです。
ご相談いただきありがとうございます。
よく眠っていたはずのわが子が、突然毎晩泣くようになったら戸惑うし、十分に親自身が睡眠をとれなくて疲れてしまいますよね…
夜泣きの原因は、実はまだ完全に解明されているわけではありません。
この記事では、子どもの発達面から、夜泣きがなぜ起きるのか、どんな風に対応すればいいのか考えていきます。
夜泣きに困っているママやパパはぜひ最後まで読んでみてくださいね。
夜泣きは要求を知らせているOR脳の発達過程!
要求を知らせている
夜泣きは、なんらかの要求を訴えるサインであることもありますが、脳の発達過程で起こっているケースもあります。
要求を訴えるサインとしての理由には、以下のようなものがあります。
・お腹がすいた
・おむつがぬれている
・暑いもしくは寒い
・うまく再眠できない
・抱っこしてほしい
こういった夜泣きの場合、要求を満たしてあげると泣き止むケースが多いでしょう。
うまく再眠できずに泣いている場合は、抱っこしてゆらゆらと動かしたり、歩き回ると効果的です。
哺乳類の赤ちゃんには、「輸送反応」という親に運ばれるときにおとなしくなる反応があります。
野生動物は、移動中に子どもが泣いたり騒いだりすると敵に襲われるなどの危険にさらされてしまいます。
人間の赤ちゃんにも輸送反応はみられることがわかっており、生後1~8か月の赤ちゃんに特に有効です。
脳の発達過程
生後7か月ごろというのは、2~3日の記憶が残るようになるなど、記憶と認識の脳が発達する時期です。
人間は、夜、寝ている間に日中のできごとを整理していますが、赤ちゃんの場合脳が発達の途中なので多くの刺激に対して整理が追いつきません。
そのため、脳が疲れて興奮し、夜泣きにつながってしまうことがあります。
脳の成長とともにおさまってくることが多いでしょう。
夜泣きは、脳の成長・発達の証ともいえます。
この場合にも輸送反応はみられるので、可能であれば抱っこして少し歩いてみましょう。
退化ではなく成長の過程
7か月の子どもの夜泣きについて、眠りが退化しているわけではなく脳が発達している証である可能性が高いです。
1~3か月続くことが多いため、その期間は『一生懸命脳が育っているのだな』とお子さんを応援してあげるようにするとよいでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。