実は簡単!蒸籠(せいろ)を暮らしに取り入れよう。
こんにちは。Instagramにて、小さな中庭のあるお家での暮らしを投稿しております、りゅりゅです。コロナによって生活様式が変わってから数年。我が家でも、早朝に出勤し深夜に帰宅していた主人の働き方に大きな変化がありました。
以前は深夜に夕飯をとるためにあまり箸が進まなかった朝食や、おざなりになることの多かった昼食をしっかり摂れるようになったことも変化の一つです。
そんな中職場で受けた健康診断でさまざまな数値が良くなり、「なにか食生活を変えられましたか?」と言われた主人。「食」の大切さを痛感し、更に見直すきっかけとなりました。
蒸籠(せいろ)生活始めました!
食生活を見直す中で、テレワークの日の昼食を野菜中心にヘルシーながらたくさん食べることができるメニューにしたいと考えました。そこで浮上したのが「蒸籠(せいろ)」です。
わが家のせいろの仕様
わが家のせいろの仕様をご紹介します。我が家のせいろは、オンラインショップでセットになっているものを購入しました。
メーカー:かごや
材質:竹
サイズ:21cm
段数:2段(1段追加の予定あり)
素材は何を選べばいい?
せいろは主に、杉、竹、檜のものがあります。(他に白木もありますがオンラインショップではあまり見かけません)
杉、竹、檜の順に価格が高くなり、耐久性も比例しているそうで、私は価格と耐久性のバランスが良いと言われている竹製のものを選びました。
サイズは何センチが最適?
せいろは一人分の目安が18~21cmの1段分と言われることが多いですが、せいろ蒸しのみをいただく場合と、ほかにお米やおかずなどがある場合では感覚が違ってくると思います。
わが家では、夫婦二人の昼食として21cmせいろ2段分を用いていますが、もう1段追加して点心を蒸すのもいいかもしれません。
いつものメニューとつくり方
この日のメニューは肉巻きレタスと野菜たち。
材料
さつまいも・・・1個
しめじ・・・1/2株
かぼちゃ・・・小さめ1/4個程度
レタス・・・
豚肉(しゃぶしゃぶ用の薄切り)・・・200g
お好きなタレ・・・適量
つくり方① ー食材の準備ー
- かぼちゃはスライスし、しめじは石づきをカットして適当なサイズに割いておく。さつまいもは好きな形にカットしたら水にさらしておく。このとき、火の通り方が同じになるようサイズ感で切るとよい。
- レタスは豚肉の横幅からはみ出す程度の大きさにちぎっておく。(折りたたんでも良いのでちぎらなくてもOK)
- 2.のレタスをクルクルとまいて俵状にし、広げた豚肉の端において豚肉が外側になるように巻く
つくり方② ーせいろの準備ー
- 鍋にお湯を沸かします。お湯の量は鍋の8~9分目が目安。
- せいろは水で濡らしておく。
- 濡らしたせいろにシートを敷く。蒸し布やシリコン製の蒸しシートもありますが、私は専用のクッキングシートを用いています。
つくり方③ ー蒸しー
- ②で準備したせいろに野菜と肉を詰めていきます。今回肉巻きレタスと野菜では蒸し時間を変えた方が美味しいため、ひとつ目のせいろに野菜、ふたつ目のせいろに肉巻きレタスを詰めます。(ひとり一段分とする際は一緒に詰めることもあります)
- 沸騰した鍋に、野菜を詰めたせいろをのせ、蓋をして蒸します。
- ころ合いになったら蓋を開け、さつまいもに楊枝をさして柔らかくなっていたら、上から肉巻きレタスを詰めたせいろをのせてさらに蒸したら完成
完成!
ネギだれやごまダレなど、しゃぶしゃぶのタレのようなものでいただきます。
あとがき
丁寧な暮らしを代表しているような、何となく敷居が高い印象を持っており、なかなか手を出せなかった蒸籠(せいろ)。ですが思い切って取り入れてみたら実はとっても簡単でした。素材を蒸すだけなので下ごしらえもほとんどいらず、油を使わない分、後片付けも楽です。そしてヘルシーでとても美味しい!皆様の暮らしにもぜひ取り入れていただけたらと思います。